「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

変えるのは「思考」ではなく「言葉」

言い訳ばかりする人に、

 

「言い訳するな!そんな意識だからダメなんだ」

「もっと前向きに考えろ!」

 

なんてことを言ったとしても、

 

なかなか変わらないなんてこともよくあります。

 

「なぜ、そんな風に考えるんだ?」

「もっと建設的に考えよう」

 

と言っても、なかなか変えられないものです。

 

本人もそういうことはわかっているのですが、

いざとなるとやっぱり変わりません。

 

一生懸命、意識して、思考を変えようとするのですが、

変えられないんです。

 

意識して思考を変えるのは、意外と難しいです。

無意識にそう考えてしまうものです。

 

これを常に意識して変えようとしても、大変です。

 

そして変えられない経験だけが増えて、

 

自分は意志が弱い

自分はネガティブな性格だ

性格だから変えようがない

 

そんな風にますます思い込んでいってしまいます。

 

こうして、自分で自分を枠にはめ込んでしまいます。

 

では、本当にそうなのか?

 

もしかしたら本当にそうかもしれません。

しかし、変えるポイントを間違っているだけの場合もあります。

 

変えるポイントは「思考」ではなく「言葉」です。

 

「言葉」が「思考」を作ります。

使う「言葉」が無意識のうちに「思考」を方向づけます。

 

例えば、

 

何かうまくいかない状況になった時、

 

「なぜだ?」

 

と問いかけると「原因」を考えます。

 

一方、

 

「どうしたら?」

 

と問いかけると「解決策」を考えます。

 

「言葉」を変えることは「思考」を変えるより簡単です。

 

「言葉」を変えることに意識を向けてみます。

 

しかし、慣れている言葉がすぐに出てしまいます。

 

これでは変えられない、と思うかもしれませんね。

 

でも、それでいいのです。

 

その言葉を言ったことに気づければ大丈夫。

 

例えば「どうしたら」という言葉を使おうと思っていても

とっさに出るのは

 

「なぜだ」

 

だったりします。

 

すると、心の中では次の瞬間「あ!しまった!」なんて気がつきます。

 

もし、そう気がついたら、次に付け加えればいいのです。

 

「なぜだ?」

「いや、どうしたら?」

 

脳は最後の言葉に反応します。

 

だから、使いたくない言葉が出ても大丈夫。

使いたい言葉を付け加えるだけでいいのです。

 

「思考」を変えようとするより、

使っている「言葉」を変える

 

思考の習慣は言葉を変えることで変えられます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。