「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「元気づける」と「勇気づける」

「勇気づける」と言っても、

ピンとこない方も多いかもしれません。

 

 

これはあくまでも私の個人的な感じ方なので

一般常識としての話とは違います。

 

「元気づける」と「勇気づける」は

明らかに違うものと捉えています。

 

多くの場合、私たちは相手を元気づけようとします。

 

元気づけるために、相手に何か「良い事」をしようとします。

 

例えば、

 

好きなものをあげたり、

一緒に遊んだり、

楽しい話をしたり、

相手を褒めたり、、、

 

などをします。

 

これで元気になったりします。

これはこれでOKです。

 

ただ、そうじゃない場合もあります。

 

それはそれで嬉しいし、楽しんだけど、、、なんだかなあ、、、

 

そんな気分になる時があります。

 

もし、相手がそう感じているとすると、、、

 

相手は「元気」が不足しているのではなく

「元気」を出すための「何か」が

足りなくなっているのかもしれません。

 

表面上は「元気」に振る舞うことはできますが

心の奥底ではスッキリしていないよう感じ。

 

それは、「元気」なふりはしているものの

自分に何だか「自信」が持てないような状態です。

 

実は、この「自信」と「勇気」は非常に関係深いものです。

 

「自信」があるから「勇気」をもって「行動」に移せます。

「自信」がないと「行動」する「勇気」が出てきません。

 

「勇気」の裏側には「自信」があります。

「自信」という裏付けのある「勇気」です。

 

この「勇気」は「自信」がある限り減ることはありません。

 

さて、「自信」には根拠が必要だと私たちは思っています。

 

今までうまく出来た自分自身の経験や、

こうしたら絶対うまくいくんだという理論や実績

 

などが根拠となって「自信」に繋がっています。

 

しかし、すべてのことに対してこうした根拠を持つことは困難です。

 

だから「自信」が持てず、モヤモヤします。

 

でも、そんなことでも「行動」に移していかないといけない場合が多々有ります。

 

そうした時に必要なのも「勇気」です。

 

「自信」に裏付けされない「勇気」が必要なんです。

 

この「自信」に裏付けされない「勇気」は

増えたり減ったりすぐします。

 

もしかすると、ものすごく減りやすいです。

 

これを外から補ってあげるのが「勇気づけ」です。

 

そのために、まず大事なことは、

 

「現状をありのまま受け入れてあげる」

 

ことです。

 

今の状況が「いい」とか「悪い」とか評価や判断をせずに

今のそのままの状態をまずは認めて受け入れてあげることです。

 

これが、意外とできません。

 

「元気づけ」は、相手が「元気のない=悪い」状態だと無意識に前提を置いています。

 

つまり、相手の現状を実は「否定」しています。

 

そうではなく、ただ「今の状態」をそのまま受け入れることが

相手にとっては最初に安心・安全を感じてもらえます。

 

「安心」や「安全」を感じられると、相手は動きやすくなります。

 

「動きやすくなる」ということは、

 

「動こう」という「勇気」

 

がちょっと出てきたことに他なりません。

 

これは「元気づける」のとは違います。

 

「元気づける」ではなく「勇気づける」

 

これを明確に意識してから、周囲との関係が良い方向へ変わってきました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。