「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

能力の差ではない!違いをもたらすものは、、、

【能力の差ではない!違いをもたらすものは、、、】

 

以前ある方からこんな話を聞きました。

 

二人の若者を食事に連れて行ったそうです。

 

最近評判になって流行っているお店です。

 

その日もお客さんがいっぱいでやっと入れたような状況です。

 

注文してしばらく飲み食いした後にその二人に店の感想を聞いてみたところ、

 

一人の若者は

 

「店はわかりづらいし、店員の接客もいまいちですね」

「味はまあまあですが、料理が出てくるのも遅いし、、、」

「正直、なんでこの店がこんな流行るのかわかりませんね」

 

もう一人の若者は

 

「メニューが豊富で、また、特徴のあるものが多いですね」

「狭そうな入り口でしたけど、入ってみたら広くてゆったり食事できますね」

「今人気がでているのも納得です」

 

というような反応でした。

 

さて、そんな二人の反応を聞いたその方が何を感じたかというと、

 

同じ能力を持っている

 

ということだったそうです。

 

二人の若者とも、

何かに気づいたり、

何かを見つけたりする力は

「同じようなもの」だということです。

 

同じ能力の二人ですが、明らかに違います。

 

おそらく将来的に成功する確率が高いのは「後者」の若者の方です。

 

二人の違いは、自分の能力をどう使っているかの違いだけです。

 

前者の若者は

 

不都合なこと

欠点

短所、、、

 

を見つけることに自分の能力を使っています。

 

後者の若者は

 

相応しいもの

いいところ

長所

 

を見つけることに自分の能力を使っています。

 

それだけの違いです。

 

しかし、この違いが様々なことで大きな違いになってくるかもしれません。

 

自分の力を何のために使うのかは自分で決められます。

 

無意識のうちに人の欠点を探し、それを口にだす。 

 

そのことによって満たされるのは、

 

自分の優越心や虚栄心

相手より自分が上だと感じていたい気持ち

  

そういったものだけです。

  

私も無意識によくやってしまうから、

少なくとも自分の場合はそう感じます。 

 

しかし、私の望む姿はそんなものではなかったはずです。

  

批評眼は持つべし。

されど批評的態度は慎むべし。

すべからく他を批判するの眼を

自己に返照しきって創作実現へと踏み出すべし。

(森信三)

 

私の大好きな森信三先生の言葉を思い出しました。

 

改めて心に刻んでおこうと思います。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。