「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「整える」と「調える」

【「整える」と「調える」】

 

「整える」と「調える」

 

どちらも「トトノエル」と読みます。

 

私はメルマガと同じ内容をブログにも書いています。

そのブログのサブタイトルに

「二つの「トトノエル」の実践」

と書いている「トトノエル」はこの二つを考えてのことです。

 

別に特別なこだわりを持っている訳ではないのですが、

「トトノエル」という言葉が具体的に何をすることなのか

を明確にする時にわかりやすい気がしています。

 

「整える」ということは、

 

「今あるもののうち、要らないものを手放すこと」

 

「調える」ということは、

 

「今あるものを、直ぐに使えるようにしておくこと」

 

という意味で私は使っています。

 

「整理整頓」という言葉の

「整理」と「整頓」も同様の意味で使われていますね。

 

身の回りの持ち物を「整理整頓」することで

すっきりとして活動できますし、

余計な探し物をすることもなく、

やるべきことを効率的に行うことができます。

 

持ち物のように目に見える形のあるものだけでなく

目に見えないし形もないものに関しても同じことが言えます。

 

例えば「考え方」なども全く同じです。

 

「要らないもの」=「考える必要のないこと」や「考えないでいいこと」

 

は手放して

 

「要るもの」=「本当に向き合うべきことに向き合うための意識や考え方」

 

は直ぐに使えるようにしておいた方がいいです。

 

これは「思考の習慣」を変えるということです。

 

わかっていても、いちいち意識しないとできないようであれば

とっさの時にはそれはできません。

 

どんな時にでも使えるようにするためには

無意識で行えるように「習慣化」が必要です。

 

自分の性格や能力だと私たちが思い込んでいるものの多くは

自分が身につけてきた「習慣」でしかありません。

 

だから、

 

「習慣」を自分で変える

 

ことが出来るようになりさえすれば、

 

自分で思うような人生を過ごしていけるはずです。

 

これはあくまで仮説でしかないです。

だから、私は自分で実験中です。

 

自分の仮説を自分の人生を使って検証中です。

 

仮説ですから、もし違ったらまた別の仮説を立てるだけです。

ただ、今のところこの仮説はかなり有力な仮説です。

 

さて、「トトノエル」ということは

「足りないものを増やす」ということではありません。

 

どうも私も含めて多くの人が、うまくいかない時に

「何かが足りない」せいだと考えてしまいがちです。

 

道具や能力やその他の何かが「足りない」からうまくいかない

 

と考えてしまいます。

 

「足りない」ものは「増やす」しかありません。

 

こうして、色々なことを学んだり身につけようと「努力」します。

 

しかし、既に私たちは多くのものを持っていたり多くのことを知っています。

 

うまくいかないのは「足りない」からでなく、

「使いきれていない」からかもしれません。

 

いっぱいありすぎて、どれをどのように使っていいかわからなくなっているのかもしれません。

 

だとしたら、そんな状況に更に何かを増やしても混乱するだけです。

 

だから、「トトノエル」です。

 

まずは使っていないものを手放して

本当に自分で使えるものを使う準備が必要です。

 

それでうまくいかなければ、本当に足りないものを増やせばいいです。

もし、うまくいけば、何も増やさなくて大丈夫です。

今のままで大丈夫だということです。

 

さて、この「トトノエル」は

「悪いところを直す」とも違います。

 

うまく使えていないだけなので、

うまく使えるように順番を変えるだけです。

 

もしくは、うまく出せていないだけなので

スムーズに引き出せるように邪魔なものをどけるだけです。

 

昨日まで書いてきた「心を整える」とは

 

活動する時に、まず

 

「心をトトノエル(整える、調える)」ことで

スムーズに持っている力を発揮する準備をする

 

ことです。

 

うまくいかない時は、まずは「整えてみる・調えてみる」。

整って(調って)さえいれば、自分の実力通りの結果が得られるはずです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。