「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

最初に気づくこと

【最初に気づくこと】

 

私は、自分が心の病になったことがきっかけで

色々なことを学ぶことが出来ました。

 

それまでの自分では気づかなかったことを知ることも出来ました。

 

中でも、大きな影響を与えてくれたのは

 

心の法則

 

を知ったことです。

 

「心は状態として存在している」

「心の状態はフロー(ごきげんな感じ)かノンフロー(ごきげんではない感じ)のどちらかしかない」

「フローだと活動の質が上がり、ノンフローだと下がる」

 

このことは、今までも書いてきていますね。

 

そして、心の状態=気持ち、感情、気分はどのように生じるのか。

 

感情を生み出しているものは

他人の言動や出来事ではなく、

その言動や出来事に対して自分がどう意味付けたかということ

だとも知りました。

 

この意味づけする機能が「認知」と呼ばれるものです。

 

全ての自分の気持ち、感情、気分は「認知」によって生み出されています。

自分の「認知」によって生み出されています。

 

他人の言動や出来事の所為で自分の心が乱れるのではないのです。

 

この自分の認知に気づかないと、その意味づけた感情に振り回されます。

 

これが心が乱れた状態です。

 

しかし、これは誰かや何かの所為ではなく、自分がしていることなのです。

ただし、無意識にしているので気がついていません。

これに気づくことが「心を整える(調える)」為の第1歩です。

 

こんなことを知り、自分の心を整える(調える)実践を始めた時に

すぐに気がつくここがあります。

 

それは、、、

 

他人が意味づけに振り回されて心が乱れている

 

ことです。

 

今までは気にもならなかったことが、

はっきりとわかるようになってきます。

 

人がいかに認知による意味づけで自分の心を乱しているかが、、、

 

すると、ついつい、色々と伝えなくなってきます。

身近な人間に心を乱しているのは自分自身の認知だと教えたくなります。

 

しかし、中々これが伝わりません。

 

色々と反論されます。

すんなり理解されてもらえません。

 

結局、そんなの無理だ、なんて言われてしまいます。

 

こちらも意地になって説明しようとします。

しかし、納得してもらえません。

 

すごく嫌な気分になっています。

 

さて、もうお気づきでしょう。

 

「心が整っている(調っている)」ことの重要性や大事さを伝えているはずの私は

「心が乱れた状態」になっています。

 

これでは伝わらないのは当然です。

 

こうしたことに限らず、私たちは何か新しいことを知った後で

次に起きてくるのは

 

「自分ができていないこと」よりも

「他人ができていないこと」に気がついてしまう

 

ということです。

 

そして、自分が実践することを忘れて、

他人に余計な口出しをしてしまいます。

 

他人に伝えるのが悪いことだと言うつもりはありません。

 

しかし、

その前に自分が実践しているかどうか、

を気にしないといけません。

 

自分のことは棚に上げて、、、は通用しません。

 

特に、こうした「心」に関することではそれが言えると思います。

 

「知っている」より「やっている(実践している)」

 

他人の何かに気づいた時こそ、

そこに焦点を当てるのでなく

自分の実践を振り返るタイミングなのだと思います。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。