ただ「違っている」だけ
【ただ「違っている」だけ】
意見が違ったり自分と感じ方が違うな
と思った時にどんな感じになりますか?
私は、理由や根拠を考える前に、
「何か変!」
「しっくりこない」
「おかしいんじゃないの?」
などと感じます。
そして、
「(相手が)間違っている」
という風に考えてしまうことがよくあります。
殆ど無意識にそんな反応が生じているようです。
自分の意見や考え方が否定されたり
受け容れられなかったりすると
「どう考えても相手が間違っている!」
とますます頑になっていたりします。
顔や態度には表さなくても、
(自分でそう思っているだけででているかもしれません)
頭の中ではそんな風になってます。
でも、暫く時間をあけてから思い返すと、
相手の言っていることにも一理あるなと思えたりします。
自分が間違っていたとは思わないけれど、
相手も必ずしも間違いではないな、
なんて感じられてくることも多いです。
さて、私たちは、
常に「正解」を求める
ように教えられてきました。
「○」か「×」で評価され、
「○」は良くて「×」はダメ
といつの間にか刷り込まれてしまっているようです。
人は本能的に否定されたくないですから、
自分は常に「○」でいたいです。
相手が自分と違う場合、
相手が「○」だと自分は「×」になってしまいます。
自分が「○」でいるためには、
相手が「×」でないと困ります。
だから、相手が「間違っている=×」でないといけないのです。
でも、本来の「○」と「×」が意味する所は、
「○」と「×」は違うよ
というだけです。
「○」=「良い」とか「×」=「悪い」
という意味は本来ついていないです。
「ただ、違っているだけ」と捉えられると、
相手と対立したり、
無闇にに対抗したり、
とにかく抵抗したりする
ことが自然と抑えられる気がします。
意見や考え方が対立したように思える時、
「ただ『違っている』だけ」
と捉え、対立心や抵抗心を持たずに相手に向かいあう。
そんな自分もいいなと私は思います。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。