「気づかせよう」とする態度
【「気づかせよう」とする態度】
「こうしたらいいんじゃない?」
「こんな風になったりしたらいいよね」
そんな風に言われたのですが、、
「自分がしたいのはそういうことじゃないんだよな」
と感じていました。
でも、自分のことを思って言ってくれてることだし、、、
だから、ストレートに否定するのも悪いよな、、、
だけど、
自分が本当に望んでいることを
実はわかってくれていないな、、、
やっぱり、そのことは気づいてほしいな、、、
という事で、
相手を傷つけないように、
遠回しに伝えてみた。
お、ちゃんと聴いてるな、、、と思ったのも束の間、
そんなのわかってるし!
わかりすぎるくらいわかってる!!
という反応が返ってきた。
「何だよ、それがわかってないって言うんだよ」
という言葉を飲み込んで、表面的には
「そうだね」という顔をして受け流す。
受け流したつもりだがけど、
実は内心めっちゃクチャ揺らいでいるし囚われている。
あ~あ、結局そんなもんなんだよな。
やっぱり気づかないんだ。
気づいてもらえないんだな、、、
そんな「ガッカリ感」から「イラついた気分」を自分は感じている。
さて、どうしたもんか、、、
「気づかせよう」と思って、
ストレートに伝えずに遠回しの伝え方をしてみた。
これって結局「嫌みな言い方」としてしか相手には聞こえていない。
何でだろう?
ストレートに言うか、
遠回しに言うか、
表面的な行動は違うけど
その裏側の心持ちは実は一緒。
「自分のことをわかってくれない」と
「相手を責める心」
で話している。
そんな事を感じさせないようにしているつもりでも、
自分の本心はなぜだか相手に伝わっている。
それを感じるから、相手は身構える。
お互いに自分は間違っていない、と主張しだす。
自分は正しいことをしている、
自分は間違っていない、
とお互いにやり合い出す。
口には出さなくても、
心の中でお互いを非難しだす。
相手の嫌な所ばかりが見えてくる。
相手が嫌な奴に見えてくる。
相手は加害者、自分は被害者のような感じになってくる。。。。
ああ、またやってしまった。
これって、どこから始まった?
実は自分が「相手を責める心」をもった所から。
なりたくない自分に自分で自分へ突き動かしている!?
気づいて良かった。気づいたら、変えることが出来る。
相手が「気づく」がどうかは相手の課題。
こちらが「気づかせる」なんてことは思い上がりも甚だしい。
他人を「気づかせる」ではなくて
自分で「気づく」ことだけを意識しよう。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。