「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

行動のエネルギーは思考からは生まれない

【行動のエネルギーは思考からは生まれない】

 

"ロジカル思考バカ"がまるで使えない理由 | プレジデントオンライン

 

という記事を読みました。

 

とても共感したというか、

 

やっぱりそうだよな

 

と納得しました。

 

企業研修の仕事をしていると

 

「問題解決」

 

というテーマで

 

ロジカルシンキング
(論理的思考法)

 

に関わる研修のご相談をいただくことがあります。

 

これに限らず「問題解決力」「課題解決力」の向上を

目指して研修などの取り組みをされることは多いです。

 

うまくいかない時に、

こうした「力」が足りないと思い、

その「力」をつけるために学ぶ

 

決して間違った取り組み方ではありません。

 

ただ、実際にそのような研修を受講される方が

その力を発揮できるようになっているかというと

それは様々です。

 

よくありがちなのが、

 

そういう研修をいくつも受けていて

もう知っている内容で目新しいことはなかった

 

なんてことがあります。

 

この状況は、学んだことが使えてないということです。

 

どうしてこうなってしまうのか、、、

 

その答えは冒頭の記事に書いてあることと共通なことです。

 

「情熱」の有無です。

 

「情熱」というと大げさに聞こえますが

「思い」と言ってもいいです。

 

「問題を解決したい!」という「強い思い」の有無が

結果的に問題を解決できるかどうかの違いなのです。

 

道具は道具でしかありません。

スキルはスキルでしかありません。

 

道具もスキルもどのように使うか

いや、そもそも使うかどうかさえ

「情熱」の有無、「思い」の強弱で決まります。

 

道具の使い方を知ったり

スキルを身につけることも重要ですが、

 

それ以上に重要なのは

 

「何をやり遂げたいのか」

「その結果どうなりたいのか」

 

といった「思い」です。

 

「思い」は「感情」としても現れます。

 

この「感情」こそが「行動」のエネルギーです。

 

「思考」は「行動」の内容を決めることはできますが

「行動」にエネルギーを与えることはできません。

 

「行動」にエネルギーを与えるのは「感情」です

 

そのことを忘れ「思考力」にだけ磨きをかけても

自分で何かを成し遂げることはできません。

 

自分で自分の「感情」を扱うこと、

自分で望ましい「感情」を作り出すこと

 

このことが本当に望む「結果」を出すためには

必須なことなのです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。
 

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「すぐやめる!」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.4.11

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「すぐやめる!」。

 

「すぐやめる」と考える。

 

やってはみたものの、、、

 

これは違ったかも、

方向がずれてるな、

思った通りではないな、

 

と気づいたら、すぐやめる。

 

ぐずぐずと先延ばしにしない。

 

タイミングを逃さない。

 

一瞬でも遅れると、やり続ける理由を考え出してしまう。

 

まず、やめる。

 

そして、次の選択をする。

 

惰性で動かない。

 

流されずに即決断!

 

不必要なものは切る!

 

この潔さ、、、ちょっと格好いいかも、、、

 

今日もごきげんな一日を!!

 

成長のサイクル

【成長のサイクル】

 

何かを学び身につけるためには

どのような手順が必要なのでしょうか。

 

私たちが小さい頃から慣れ親しんできた

学校での学び方は

 

教室で学ぶ

 

というスタイルです。

 

これは誰かから、例えば先生から、

 

自分の知らないことを教えてもらう

 

ということがほとんどです。

 

教えてもらったことは、

ではその後どうしているかというと

 

覚えているか確認される

 

つまりテストを受けて評価されるだけだったりします。

 

こうして自分たちの知識を増やしていきます。

 

常に誰か他の人から

 

「教えてもらう」

 

という経験がほとんどです。

 

本を読む、ネットで調べるなども

本質的には誰かから教えてもらっているのと同じだと思います。

 

「知識を増やす」ことが「学ぶ」ことになっています。

 

これに慣れていると、何か問題にぶつかった時、

何かを「知ろう」とします。

 

他人に聞いたり、本やネットで調べます。

 

これはこれで間違っているとは思いませんが、

大事なことを意外とやっていないように感じています。

 

それは、

 

「振り返る」

 

ということです。

 

自分の経験を「振り返る」

ここまでの活動を「振り返る」

 

ということを意外としていません。

 

それをせずに、何か答えを求めて探し回る感じです。

 

学校で学んでいる間は、

教科書に答えや正しいことが書いてあり

それを見つければ済みます。

 

しかし、実社会において、

常に同じような正解だけしかない

なんてことは多くなないのではないでしょうか。

 

外におる正解を求めての見つからない

自分の中から正解に至る道を見つけ出していく

 

ということが求められるのだと思います。

 

そうだとすると、成長のための学びには

 

「振り返り」

 

が絶対的に必要です。

 

「知る」「やる(実践する)」「振り返る」

 

が成長するために必要です。

 

こうして書くと、

 

やっぱり「知る」ことが出発点で

「知る」ことを優先してしまいがちです。

 

しかし、「知る」だけでは「結果」は出ません。

 

「結果」を出すためには「やる(実践する)」が大事です。

 

だから、まずは「やる(実践する)」が大事だ、

と以前の私は思っていました。

 

しかし、これも少し違うのではないか、と最近は思っています。

 

全く今まで何の経験もなく、まっさらな状態で

本当に今からスタートだということならまだしも

現実には私たちはもう既に様々な経験を積んでいます。

 

何か新しいことを知ろうとする前に

何かすぐに行動を起こそうとする前に

 

今までの経験を「振り返り」、

何かを感じたり、見つけたり、気づいたりすること

が最初に必要なのではないかと思っています。

 

「振り返る」「気づく(知る)」「やる(実践する)」「振り返る」・・・

 

学び成長するサイクルはこの順番なのではないか、と私は感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。
 

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「すぐやる!」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.4.10

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「すぐやる!」。

 

「すぐやる!」と考える。

 

気づいたら、すぐやる。

 

ぐずぐずと後回しにしない。

 

タイミングを逃さない。

 

一瞬でも遅れると、やらない理由を考え出してしまう。

 

まず、動く。

 

そのために「動ける自分」を準備しておく。

 

さっ!と動く。

 

さっぱり、すっきり、気分がいい。

 

今日は「すぐやる!!」。

 

今日もごきげんな一日を!!

 

「同情」は「共感」とは違う

【「同情」は「共感」とは違う】

 

作家・演出家である鴻上尚史さんが

 

鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋

 

という人生相談をされています。

 

たまたまネットで見かけて、読みました。

 

「友達から絶交された」という女性からの相談でした。

 

家庭環境に恵まれない友人を可哀想に思い、

高校時代から気にかけて声をかけたり相談に乗ってきたそうですが

大学生・社会人となるに従いだんだんと疎遠になり、

久しぶりに連絡して会った後で

「あなたとは絶好します。もう二度と私に関わらないで」

と告げられたそうです。

 

その相談に応える中で、

 

「無意識の優越感」

 

ということを鴻上尚史さんが指摘していました。

 

一部変えたものを引用します。

 

・・「不幸な人がいたら、話を聞いてあげて、一緒に解決策を考える」ということを、〇〇さんは当り前だと思っていますか?

 でも、それは、不幸な人に「接する人」側から見た当り前で、不幸な人側の当り前ではない可能性が高いのです。「不幸な人は、自分を不幸な人だと思われることが嫌で、一緒に解決策を考えて欲しいなんて求めてない」なんて場合もありますからね。

 

・・ もし、「独りよがりのアドバイス」というものがあるとすると、それは、相手の事情を想像しないまま、自分の当り前だけを前提にするアドバイスのことです。

 

・・でも、「かわいそう。何かしてあげたい」と思うことは、とても気をつけないと相手を無意識に見下すことになるのです。

 

・・ 相手を「かわいそう」と思った段階で、対等な人間関係は結べないと思います。「あなたのためにしている」と思った場合も同じです。

 

ここまで引用です。

 

私は「上下の関係」と「横の関係」ということをお伝えしています。

 

「上下の関係」は、

上が下を支配している関係、

下が上に服従している関係です。

 

家庭でも学校でも会社でも、

多くの関係性がこの「上下の関係」になっています。

 

「横の関係」は、まさに対等な関係です。

役割の違いはあるけれど、

人としての上下はありません。

 

どちらが良いとか悪いとかいうつもりはありません。

 

ただ「横の関係」がある方が、人も組織も活性化しやすいです。

人間関係的にも良い人間関係は、何らかの「横の関係性」ができています。

 

そのベースには常に相手に対する「敬意」があります。

 

一方「上下の関係」では、

「優越感」ないし「劣等感」的なものが常に存在します。

 

鴻上さんの書かれているものを読んで、

 

「可哀想」という感情は

「(無意識の)優越感」から出てくるもの

 

なのか、と思いました。

 

よく考えてみると

 

「可哀想」

 

は相手に「共感」していることではないです。

 

「共感」なら

 

「悲しいよね」

「辛いよね」

「きついよね」

 

といった感じ方になるはずです。

 

「可哀想」は明らかに違います。

 

「同情」と「共感」とは違う

 

とも言えますね。

 

相手との良好な関係を築くためにも

 

「共感」する

 

ことの重要性を改めて感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。
 

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「役に徹する」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.4.9

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「役に徹する」。

 

「役に徹する」と考える。

 

目の前の役割に徹しよう。

 

自分の望む望まないはひとまず脇に置いて

目の前のことをやりきろう 。

 

今この瞬間に与えられた役割をまっとうしよう。

 

好きとか嫌い、どちらでもいい。

 

無理に好きにならなくていい。

 

ただ、やり切ろう。

 

やったら何かが見えてくる。

 

やり切ったら何かが変わってくる。

 

役に徹して、やりきる自分。

 

そんな自分も格好良い!

 

今日もごきげんな一日を!!

「トトノエル」とは

【「トトノエル」とは】

 

私がよく使う「トトノエル」という言葉は

 

「整える」と「調える」

 

があります。

 

これがブログのタイトルにも書いている

二つの「トトノエル」

です。

 

「整える」は、要らないものを手放すこと

「調える」は、要るものを直ぐに使えるようにしておくこと

 

です。

 

身の回りのものの「整理整頓」もそうですし、

目に見えないもの、例えば「考え方」なども

「要らないもの」は手放して

「要るもの」は直ぐ使えるようにしておきたいです。

 

「考え方」を直ぐ使えるようにする、とは

「思考の習慣」を変えるということです。

 

わかっていても、いちいち意識しないとできないことは

結局、とっさの時に使えません。

 

どんな時にでも使えるようにするために「習慣化」が必要です。

 

性格や能力だと私たちが思い込んでいるものの多くは

自分が身につけてきた「習慣」でしかありません。

 

物理的・肉体的に明らかなもの以外は

おそらく殆どが「習慣」と言ってもいいのではないか

とさえ、私は思っています。

 

もしそうであるなら、

 

「習慣」を自分で変える

 

ことが出来さえすれば、

 

自分で思うような人生を過ごしていけるかもしれません。

 

そんなことを考えて、私は自分で実験中です。

 

自分の仮説を自分を使って検証中とも言えます。

 

さて、この「トトノエル」ということは

「足りないものを増やす」ということとは違います。

 

既に私たちは多くのものを持っていたり

多くのことを知っています。

 

しかし、それらを使いこなし切れていないのに

更に何かを求めたりします。

 

「整える」はそうした使っていないものを手放して

本当に自分で使えるものを使ってみる準備です。

 

また「トトノエル」は

「悪いところを直す」とも違います。

 

うまく使えていないだけなので、

うまく使えるように順番を調えることです。

 

もしくは、うまく出せていないだけなので

スムーズに引き出せるように邪魔なものをどけるだけです。

 

活動する時に、まず最初にすることは

 

「心をトトノエル(整える、調える)」

 

ことです。

 

「心が乱れている」と、

活動の内容が適切でも

活動の質が上がりません。

 

だから「結果」が得られません。

 

最初に「良い心の状態」を創り出してから

具体的な「行動」をするからこそ、

望む「結果」に近づきます。

 

「整える」と「調える」

 

この二つの「トトノエル」こそが、

私が実践し、また、お伝えしていることです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。