私たちを支配しているもの
ちょっと物騒なタイトルでしたか(笑)
でも、私たちはおそらく全ての人が「あるもの」に支配されています。
この支配から逃れることは、ほとんど無理です。
どんなに抗ってもこれに打ち勝つことは不可能に近いです。
そんな「あるもの」の正体とは、、、
「無意識」
です。
「潜在意識」なんて呼んだ方がわかりやすいかもしれないですね。
いずれにしろ私たちはこの「無意識」「潜在意識」に支配されていると言えます。
「無意識」は一体私たちをどのようにして支配しているかというと、
私たちの「行動」を支配しているのです。
私たちの普段の活動の多くは「無意識」に行っているものです。
その割合はどれくらいあると思いますか?
私が調べた限りでは、私たちの活動の95%が「無意識」に行っているものだそうです。ものによっては97%なんて書いてあるものもありました。
え?!そんなに多いの??
ちょっと実感わかないかもしれませんね。
でも、寝ている時は「無意識」ですよね。
起きている時でも自分たちが「無意識」にしていることって多いんです。
例えば、今この記事を読んでいる時、
どんな姿勢ですか?
どんな表情をしていますか?
どんなことを感じていますか?
どんなことが思い浮かんでますか?
これらのことって、ほとんど無意識に行っているはずです。
そう考えると95%や97%もあながち大げさな数字ではないように私には思えます。
さて「無意識に行っていること」をなんと呼ぶのでしょうか?
そう「習慣」ですね。「癖」や「習性」なんてのもありますね。
新しい習慣を身につける、良い習慣を取り入れるということは、この「無意識」をどうにかしないといけないわけです。
ところが、これが難しいんです。
何しろ「”無”意識」ですから、普通は意識できないわけです。
無意識に何かが発動することを、事前に察知して止めたり、変更したりしようといくら意識してもできないのです。このままだとお手上げです。
でも、手順を踏めば大丈夫!
まず一番大事なことは、
自分が「無意識」にしていることを知ること
です。
「無意識」自体は捉えられませんが、「無意識」に行っていることは捉えられます。
自分がどんな行動をしていて、それが明確に自分が意識して選択した行動なのか、それとも無意識(なんとなく、特に何も考えず)にしている行動なのかは振り返れば、誰でもわかります。
つまり、「行動の記録」をとることで、自分が無意識に行っていることが明確になってきます。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず 」なんて故事もあります。
まずは、無意識の存在を知り、自分の無意識の行動を把握してください。
新しいことがなかなか身につかないという悩みがあるなら、まずは自分の行動を記録してみたらどうでしょうか。
私も、このブログを始めるちょっと前から自分の1日の行動を記録することを始めています。これやってみると、色々と気づくことがあります。それについては、また別の機会に書きます。
「行動を記録する」試してみると色々と気づくことがあると思います。
ぜひ、やってみてください。
では、また。