「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「決める」=ルールにする

「習慣化」されたとはどういう状態になっているでしょうか。

 

「習慣化」されたことは、

意識しないで、いつでも同じことができる

ようになっています。

 

「習慣化」とは

自動的に(=意識しないで)

再現できる(=いつでも同じことができる)

ということです。

 

言ってみれば、その行動が既にプログラム化されて

脳の中に組み込まれているような状態です。

 

その状況になれば、

勝手にそのプログラムが動き出して

決まった動きをする

わけです。

 

このプログラムが発動するためには

発動するための条件をきちんと設定しておかなければいけません。

それが「ルールを決める」ことです。

 

講演やセミナーですごい人のいい話を聞いて

「よし、自分も〇〇をやってみよう」

なんて思うことがあります。

 

研修でも、最後に

「〇〇をやります」

なんて決意表明をされる場合があります。

 

決していい加減な気持ちではなく、本当にその気になっています。

 

ところが、ひと月ほどして振り返ってみると

「やらなかった、、、」

「やっていない、、、」

なんてことが、残念なことによくあります。

 

最初はやったんだけど、そのうちやらなくなってしまった

やろうと思ったんだけど、やらずにいる

 

こんなことを聞きます。

いや、私自身そういうことが多いです。

 

もちろん、これが習慣化されていない状態なんですが、

ここを乗り越えるための簡単なポイントがあります。

 

やらなかった、やらなくなってしまったという多くの場合、

「やろうとは思ってたんだけど、なんかタイミングを逃してしまって、、、」

なんてことがあります。

 

この「タイミングを逃す」のを防ぐためのコツです。

 

それは、

「ルールを決める」

ことです。

 

やらなかった場合の特徴として、

「やること」だけしか決めていない

ということがあります。

 

「〇〇」をやる!とは決めているのですが

どのタイミングでそれをするのかを決めていないのです。

 

具体的に決めていないのです。

 

「具体的に決める」とは

 

「いつ」「どこで」「誰と」「〇〇する」

 

です。

 

「やること」だけを決めても、それをやる状況を特定していなければ

やるタイミングを逃してしまいます。

 

「いつ」「どこで」「誰と」の3つの要素のうち

最低2つを決めておけば、状況が特定できます。

 

「いつ」「どこで」「〇〇する」

「いつ」「誰と」「〇〇する」

「どこで」「誰と」「〇〇する」

 

「〇〇する」タイミングがはっきりしますよね。

 

「この状況になったら〇〇する」という「ルール」になるんです。

 

あとはルールに従うだけです。

いちいち、今やろうかどうしようかなどと迷ったりする必要はありません。

もちろん最初は意識しないといけませんが、すぐに慣れてきます。

それこそ条件反射のようになってきます。

 

これで新しい習慣が一つ出来上がります。

 

「ルールを決める」

 

決意はするけど続けられないと感じている方には効果的です。

ぜひ試してみてください。

 

では、また。