「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自己責任とは?

「自己責任」という言葉があります。

 

自分の責任という意味ですが、何について責任を持っているのでしょうか?

 

自分の行動の結果?

自分の行動そのもの?

 

それもそうですよね。

 

でも、自分の責任だと思えないこともあったりします。

 

自分の責任だと思えない時、つまり、他人の責任している時とは

簡単に言えば、

自分は被害者で、相手(周囲)が悪い

と思っています。

 

新入社員の研修などで、

「自責」「他責」

なんて言葉が使われたりします。

 

仕事は「自責」で考えよう。

「他責」な人は成長しない。

 

そんな言い方がされてたりします。

 

落ち着いている時には、そうだなと思えるような話ですが

実際にいつでもそう考えられるでしょうか?

 

例えば、

 

ゴルフのトーナメント最終日。優勝を争っているあなた。

1打差でトップを追いかける展開。

とうとう最終ホールまで追いつけずに、相手は先にホールアウトしています。

何とかバーディチャンスにつけたあなた。

これを決めれば追いついてプレーオフ、外せばその瞬間に相手の優勝が決まる。

そんな状況でいよいよパットを打ちます。

 

まさにパットを打つその時に、

突風が吹いて、ギャラリーの帽子が飛ばされ

あなたの視界を一瞬遮ります。

でも、もう自分の動きを止めることができず

そのまま打ったパットは無情にも外れてしまった

 

こんな状況だったとしましょう。

 

この結果や行動(その時どう打ったかということ)について、

自分の「責任」でそうなったと言えるでしょうか。

 

自然現象なので「運」も含めて、全ては自分の責任だ、

という考え方もあります。

 

これは、素晴らしい考え方だと思います。

 

もしこれが突風ではなく、

マナーの悪いギャラリーが打つ瞬間に大声を出したとしたら、、、

意図的にこちらの邪魔をするようなことをしたとしたら、、、

 

それでも、すべて含めて自分の責任だ、と考えられる立派な方もいるでしょう。

私自身もそんな風になりたいとは思っています。

 

しかし、残念ながら私は自分がそのような状況になった時、

そこまで受け入れるのは、まだまだできそうもありません。

 

表面的にはそう振る舞ったとしても、

内心では「突風の所為」「ギャラリーの所為」と思ってしまいます。

 

いきなり、全てを自分の責任と考えようと思ってもかなり無理があります。

 

でも、そんな私でも今は明らかに「自分の責任」だと思えるものが一つだけあります。

 

それは、

 

「自分の(心)の状態」

 

です。

 

なんどもお伝えしているように

「心の状態」は活動の質を決めます。

 

「心の状態」が、

整っていれば、パフォーマンスが上がり

乱れていれば、パフォーマンスは下がる

のです。

 

そして、この「心の状態」は

どんな時でも自分で整えることができるのです。

 

「行動」には制約がつきものです。

自分で動きたいように動けない場合もあります。

 

また「結果」には自分以外の様々な要素が影響を与えます。

 

「行動」も「結果」も自分ではコントロールできない要素が常にあります。

 

しかし、「心の状態」はどんな時にでも、自分で何とかできるのです。

 

つまり

 

「心の状態」こそ、100%自分の責任

 

なのです。

 

最近は「心を整える」ことの重要性をずっと書いてきました。

 

明日からは具体的に「心を整える」方法などにも、

もう少し触れていこうと考えています。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また明日。