「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「見える化」より「言える化」

ウィキペディアより、引用します。

 

見える化(みえるか)とは、もともと、製造現場で故障工程が分かる赤ランプを皆が見える表示盤に即時点灯させる運動からはじまり、営業、経営といった企業活動においてデータから得られる問題を客観的に把握しやすい指標、数表、グラフなどにして組織に共通認識させることをいうようになった。

見える化とは、製造、営業、経営など現場の問題の早期発見・解決・予防に役立てるために、対象作業についての情報を表現し組織内で共有させることをいう。

 

業種により適用方法は異なるが、一般的には問題や課題を認識するために利用される。また、発生した特定の問題に対して解決策を講じるために、問題点の正確な把握を目的として見える化を行うこともある。

 

ここまで、ウィキペディアより

 

上にもあるように、様々な問題をいち早く見つけ、解決するために、

組織の中の情報やデータを誰でもわかるようにするのが「見える化」です。

 

とても大事なことです。

 

見えないものには気づけなかったりします。

見えなかったものを見えるようにするだけで、

多くのことが解決に繋がったりします。

 

では「見える化」すれば、全てがうまくいくのか?

 

残念ながら、そうとは言い切れません。

 

見えている、気づいている、わかっているはずなのに、、、、

 

「言えない」

 

このような状態のことがあります。

 

これでは「見える化」しても、何も解決しません。

 

見える化」とは「仕組み」作りです。

「仕組み」は広い意味で「やり方」に含まれます。

 

何か問題がある時、うまくいかない時、

私たちは「やり方」を見直して解決しようとします。

 

大抵の場合、これでうまくいくことも多いです。

 

しかし、一時的によくなったように見えてもまたうまくいかなくなったり、

全然うまくいかない場合もあります。

 

すると、また「やり方」を変えてみます。

でも、やっぱりうなくいかない。。。

 

だから、また別の「やり方」に変える。

今度もうまくいかない。。。

 

そんなことが少なからずあります。

 

もしそうだとしたら、大事なことを見落としています。

 

それは「やり方」が問題なのではなく

「あり方」に問題があるのかもしれない

ということです。

 

組織における「あり方」とは、

例えば、組織のメンバーの「関係性」です。

 

どのような関係を大事にしようとしているか

どのような関係を築こうとしているか

その結果、どのような関係になっているか

 

この「関係性」が組織の土台、基礎をなしています。

 

基礎が傾いていたら、

その上にどのように素晴らしいものを乗っけても

結局傾いてしまいます。

 

どんな素晴らしい仕組みが構築できたとしても

それに関わる人々の関係性によって、

出てくる結果は変わってしまいます。

 

「言える化」とは、単なる「仕組み」ではなくこの「関係性」の問題です。

 

良好な関係性の一つの現れ方が「言える化」です。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。