「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

スッキリしました

先週は仕事でもプライベートでも、

じっくりと向かい合って話を聴かせてもらうことが多くありました。

 

「なんだかスッキリしました」

 

話を聴き終わった後で、こんな言葉が聴けると嬉しく思います。

 

私が何か解決している訳ではありません。

 

基本、話を聴き、いくつか質問をしたりしているだけです。

 

私には信じていることがあります。

信念といってもいいです。

 

それは、

 

「人は自分の問題は自分で解決できる力がある」

 

ということです。

 

「自己解決能力」とでも言ったらいいでしょうか。

 

これはどんな人にでも備わっています。

 

しかし、この能力が発動するのにはデリケートな条件があります。

 

それは、

 

「他人から邪魔されないこと」

 

です。

 

この「自己解決能力」は

 

自分の問題にきちんと向き合い

自分で解決に向けての行動をとれる力

 

です。

 

人間の能力は基本的にどんなものでも、

使えば使うほど伸びてきます。

 

この力も同じです。

 

しかし、ちょっとしたことでこの力はすぐに発揮されなくなってしまいます。

 

どんなことが邪魔になるのか?

 

直接的に、邪魔をするようなことももちろんありますが、

相手に良かれと思ってすることが、実はこの力の発揮を妨げることが多いです。

 

安易に手助けをする

答えを教えてしまう

代わりにやってあげる  等々

 

こうしたことが、実は、相手の「自己解決能力」の発揮を妨げ

その成長を阻害します。

 

相手に成功してほしい

失敗して欲しくない

うまくやって欲しい

効率的に進めるために

 

などと思うからこそ、なのですが、

実は相手の成長にとって逆効果になってしまいます。

 

常に、そのようなことをされてきてしまうと

 

自分で自分の問題に向き合うことができず、

誰かに解決してもらうことを期待し

自分で何かを最後までやり通すことが難しくなってしまいます。

 

例えば、相手の話を邪魔せずに、最後まで聴いてあげることだけでも

話をしているうちに、相手は自分の状況をしっかりと認識し

自分で何かに気づいていくことが多くあります。

 

他人から与えられた答えではなく、

自分で気づいたものだからこそ、

スッキリするのだと思います。

 

大事な相手の話こそ、きちんと聴いてあげた方がいいのに、

つい、口を挟んでしまうのも私たちの癖かもしれません。

 

大事な相手だからこそ、なんとかしてあげたくなってしまう。

 

自然な気持ちです。

 

しかし、だからこそ、邪魔せずに聴いてあげる。

 

このことだけでも、周囲との関係が良くなるだけでなく

間違いなく相手の成長や成功につながっていきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。