「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分に甘い?それとも、、、

来春の就職が内定した娘(次女)と今日は合って話をしてきました。

最近の様子や今どんなことを考えているか色々と聴かせてもらいました。

 

彼女なりにしっかりした考えを持っているようで、

聴いていて嬉しかったです。

 

色々聴いた中で、自分が更に成長するための課題みたいな話になりました。

 

その時に出てきたのが

 

「片付けられない」

 

ということでした。

 

例えば、

洗濯物を洗って干して取り込んで、、まではいいのだけど

畳まずにそのままにしてしまう

のだそうです。

 

その場で片付けていたら簡単なことなんだけど

ついそのままにして後で溜まってくると面倒になって、、、

 

そんな状況がよくあるそうです。

 

こういうことが癖になっているとすれば、

洗濯物以外にも他にも似たようなことがおそらくあるはずです。

 

自分でもやったほうがいいのはわかっているのだけど、

自分だけのことだから、誰にも迷惑かけるわけでないし、、、

なんて思ってそのままにしてしまう。

 

そんな気持ちらしいです。

 

ということは、他人のことだったらちゃんとやる訳です。

本人に尋ねたら「そうだ」と言います。

 

さあ、この状況をどう捉えるかです。

 

自分に甘い!とも言えます。

 

だらしない、自分を甘やかしている、、、

もっと自分に厳しくならなきゃダメだ!

 

そんな風に私も考えがちでした。

 

でも今日は違った角度でこの状況を考えてみました。

 

自分に甘い、そんな性格だとしたら、自分のことが大事なはずです。

 

では、洗濯物をそのままにしている状況は自分にとってどうなのでしょうか?

本人自身もそれが決して気持ちの良いものではないことは感じています。

片付いていた方が自分の気持ちもスッキリして気分がいいことはわかっています。

 

また、これが他人が関係していたら、

相手の気分を悪くさせるようなことはしたくないから

きちんと片付けるだろう、とも言っています。

 

相手の気持ちを大事にしてあげているわけです。

 

でも、自分の気持ちは、、、大事にしていません。

 

本当は一番大事な自分自身に対して、自分が雑な扱い方をしています。

 

「自分に甘い」と評価して、

それがいけないことだと決めつけて、

だから、自分に厳しくなれ!

 

と、もし私が言ったとしたらどうなるか?

 

おそらく、言われた本人はいい気はしないはずですし、

確かに正論かもしれないけど、性格的に無理なんだ、、、

なんて思うかもしれません。

 

今日の私は

「自分に甘い」ということを否定せず、

その状況をよく見つめ直した時に、

実は、自分の思いと行動が必ずしも合っていないのではないだろうか

ということを私の感想として伝えてみました。

 

今までと違った観点で自分を見つめ直すきっかけになったみたいです。

 

さて、この後、片付けられるようになるのかどうか、、、それは、正直わかりません。

 

しかし、衝突や反発を感じることなく、

お互いがより良い解決を目指すためのコミュニケーションができたように感じています。

 

「相手の世界に理解と敬意を持つ」ということは

「相手を評価せず、その状態をまずは受け入れること」から始まるのだ

と改めて感じています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。