「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

One for all, All for one

One for all, All for one

 

今年はワールドカップでの日本代表チームの活躍もあり、

ラグビーが盛り上がりを見せました。

 

日本代表チームの掲げていた

 

ONE TEAM」(ワンチーム)

 

という言葉も流行語大賞になりました。

 

さて、

 

One for all, All for one

(ワンフォーオール、オールフォーワン)

 

という言葉もラグビーでは良く聞く言葉です。

 

一般的に

 

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」

 

というように訳されて伝えられています。

 

私もそう思っていましたが、今日、本来の意味はそうではないことを知りました。

 

One for all「一人はみんなのために」

 

この部分はそのままなんですが、

 

All for one「みんなは一人のために」

 

ではないそうです。

 

one」の捉え方が「一人」ではなく

 

「一つの目的」

 

なのです。

 

つまり「All for one」とは

 

「みんなは一つの目的のために」

 

なのです。

 

こうなると明らかに「みんなは一人のために」と意味合いは違いますね。

 

ラグビーであれば「一つの目的」とは

「トライすること」であったり、

「勝利すること」です。

 

例えば、テニスやバレーボールなどは相手のミスが自分の得点になりますが、

ラグビーというスポーツは、自分たちで得点しない限り点は取れません。

 

得点を取るためには、相手にボールを渡さず、

自分たちがボールを持ってゴールを決める(トライする)しか方法がありません。

 

相手がボールを持っている限り、自分たちが得点できることはありません。

 

だから、自分たちがボールを持ち続けることが重要です。

 

そのために、ポジションごとに役割が決まっています。

 

それぞれがその役割を全うすることが求めらます。

 

自分たちの思惑通りに、全てがうまくいけば良いですが、

試合ではそんなことは起こりません。

 

想定外のことも起こります。

与えられた役割通りのことができない状況も起こります。

それでも「一つの目的」のために、皆がフォローし合うことが大事です。

 

「ミス」(失敗)は必ずおきます。

「ミス」は必ず起きるという前提で、

「ミス」した時には仲間がフォローするのが求められます。

 

「ミス」は必ず起きるものだから

「ミス」したことを責めない。

「ミス」を責めるより、「フォロー」に行くことを皆がするのです。

 

これはラグビーだけのことではないですね。

 

集団で活動する全てに当てはまることです。

 

私たちは本来何らかの「目的」に向かって活動しています。

 

その途中で「ミス」(失敗)も起こります。

 

その時に「ミス」(失敗)を責めて、

誰かの責任を追求することが本当に必要なことなのでしょうか?

 

本当にやらなければいけないことは

 

「本来の目的」を達成すること

 

のはずです。

 

そのために、「ミス」が起きたという状態

言ってみれば「想定外の状態」であったとしても、

今この状態から「本来の目的」を果たすために

それぞれが助け合い、支え合い、

一歩でも前に進むことこそが

「やらなければいけないこと」

のはずです。

 

One for all, All for one

 

この言葉の本当の意味を知りることができ、

スッキリした気持ちになりました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。