「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

リーダーだけの責任か?

【リーダーだけの責任か?】

 

ラグビーW杯が日本で開催されますね。

 

「4年に一度じゃない。一生に一度だ」

 

そのW杯のキャッチコピー、中々素敵だなと思います。

 

さて、そんなラグビー界で

日本ラグビーフットボール協会初代コーチングディレクターに就任し

2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチも兼務した

 

中竹竜二さん

 

が書かれた記事です。

 

早大ラグビーの名将も自分探しで苦労した」

https://president.jp/articles/-/29163?page=6

 

今日はこれを読んで、いろんなことを考えました。

色々と考えるきっかけになりました。

 

書かれている内容についても、色々と書きたいことはあるのですが

内容と直接関係しないことを書くことにします。

 

この記事の最後の方にこのようなことが書かれています。

 

「リーダーが変われば、組織は変わる。」

 

組織や集団においてリーダーの影響力は大きいです。

 

良い組織となるために

 

リーダーがどのような存在であるか

 

はとても大事な要素です。

 

そのことに異論を唱えるつもりはありません。

 

今回紹介した記事も含め、今はこのようなものを簡単に目にすることができます。

 

情報社会と言われるだけあって、

本や雑誌だけでなくインターネット上でも

リーダーに関するものを多く目にする機会があります。

 

多くの人が

 

「リーダーとはこうあるべきだ」

 

というリーダー像を持っています。

 

また、組織にとってのリーダーの重要性を知っています。

 

そのために、組織がうまく機能していない時に

「全てをリーダーの責任」

としてしまう空気を感じます。

 

確かに「リーダー」の影響度は大きいです。

 

しかし「リーダー」は自分一人で「リーダー」となる訳ではありません。

 

どのような「リーダー」だとしても、

そのリーダーを「リーダー」と認めている「フォロワー」達が必ずいます。

「フォロワー」なんて難しい言い方をしていますが、

組織の中で「リーダー」以外の人のことだと思ってもらったらいいです。

 

その組織のあり方については

確かにリーダーに責任がありますが、

少なからずフォロワーにも責任があるはずです。

 

しかし「リーダー」というものについて色々と知っているために

組織の良し悪しは全て「リーダー」の責任だとするようなことがあります。

 

これを同じ組織内の人がしてしまいます。

 

全ての責任は「リーダー」にあり

自分たちは「被害者」のような言動をしてしまいます。

 

その気持ちはわかります。

私も昔はそのような気持ちでいたこともあります。

 

しかし、そのような態度で物事が良い方向に変わることはありませんでした。

 

今、自分を取り巻く状況が必ずしも良くないものだとしたら、

その状況は自分以外の誰かが創り出しているものではありません。

 

自分も含めてその状況を創り出しています。

自分もその状況の一部になっています。

 

自分の影響など大きなものではないかもしれません。

しかし、どんな人でも何らかの影響力は持っています。

 

自分が変わることにより、

何かしらの影響を周囲に与えることは不可能なことではありません。

 

複雑系」と呼ばれるものでは

 

蝶の羽ばたきが結果的に大きな竜巻を引き起こす

 

こともあると言われます。

 

リーダーが自らを省みて、自らを変えていくように

どんな人でも自らを省みて、自らを変えていくこと

 

で大きな変化を起こしていけるかもしれません。

 

決して無力な被害者でなく、誰でもそうしたきっかけを作れる存在です。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。