その”場”がありますか?
私の活動は、一言で言えば、
「人」と「組織」の活性化
です。
「活性化」とは、
本来の力が、何ものにも邪魔されずに、遺憾無く発揮される状態
と私は捉えています。
「人」=「個人」が本来の力を存分に発揮できるようになることを通して、
「組織」=「企業」「団体」「チーム」などが、その潜在的な力を余すところ無く発揮する。
このことにより、それぞれが望む成果を手に入れる。
「目的」は関わる方々が求める「成果」を手に入れることです。
そのための手段が「活性化」であり、それを支援するのが私の活動です。
今、多くの「組織」でメンバーの「主体性」「自主性」「自発性」などの問題を感じているようです。
「活性化」された状態では、
当たり前のように「主体性」「自主性」「自発性」は発揮されてきます。
ですので、こうしたことに問題を抱えている先への説明の機会が大変多くなっています。
そうした問題を感じている先で多くの場合、
何か特別な手法やノウハウを私が駆使して、
その問題を解決してくれるのではないか、
という期待を抱いていらっしゃるように感じます。
ところが、残念なことに私にはそんな特別な能力やノウハウはありません。
私が、「主体性」「自主性」「自発性」を与えることはできません。
なぜなら、それらは元々みんな持っているからです。
もう既に持っているのに、外から与えようとしても無理な話です。
では「持っている」のに問題が起きるということは、
「出せていない」
だけなのです。
「出せていない」だけなら、問題は簡単です。
「出せる」ようにすればいいだけです。
邪魔になっているものをどかせばいいだけです。
ここで、また大きく勘違いされていることがあります。
「邪魔している」のは「他人」や「環境」などだと大抵考えてしまいます。
確かに、それらの影響は少なくないです。
しかし、結局「邪魔している」のは「自分自身」なんです。
そのことに気づき、自分で自分の力を発揮させることができるんだ!
ということをしっかりと体感すれば、
自然と人は「主体性」「自主性」「自発性」を発揮し始めます。
では、こうしたことを体感するためにはどうしたらいいか?
それは、「主体性」「自主性」「自発性」を発揮することであり、
それが可能な”場”を体験することです。
こうした問題でご相談を受ける場合、
よくよく聴いてみるとそうした”場”がほとんどのケースでありません。
人は体験からしか学びません。
「主体性」「自主性」「自発性」を発揮してもらいたければ、
どんな小さなことでもいいので、それを発揮できる”場”を作ること
「主体的」「自主的」「自発的」に動く「体験」できるようにすること
つまり、「信じて任せること」が有効なのです。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。