「脳」は「機能」、「心」は「状態」
【「脳」は「機能」、「心」は「状態」】
「脳」は「機能」を司っています。
機能ですから、
うまく機能しないこともあれば、
上手に使って機能を高めることもできます。
一方「心」は「状態」として存在するだけです。
「機能」が働いた結果としてのただの「状態」です。
だから「心」そのものを鍛えるということはできません。
自分が望ましい状態になるように
「機能」をきちんと働かせることしかできません。
「脳」の機能とは何か?
それは「考える」ということです。
「脳」を鍛える、とは
「考え方」つまり「思考」を変えていくということです。
もし今の自分にメンタル面が弱いと思うなら、
今までの考え方と違う考え方をしなければいけない、
ということです。
一般的に「メンタルが弱い」とされる場合は、
力を発揮しなければいけない状況で、
何かに「心」が揺らぎ囚われて
「心」が乱れてしまっています。
この「心」に「揺らぎ」や「囚われ」を生じさせないように
できれば「心」の状態は良好な状態でいられます。
「揺らぎ」や「囚われ」の大本は自分の「認知」です。
ちょっと堅い表現ですね。
簡単な言い方をすれば「意味づけ」です。
別な言い方をすれば「解釈」とか「評価」とも言えます。
私たちは出来事に対して、
「これは良いこと」とか「これは悪いこと」などと
無意識のうちに意味をつけています。
この「意味づけ」(認知、解釈、評価)に基づいて、
感情が揺さぶられたり、
気持ちが囚われてしまいます。
この「揺らぎ」や「囚われ」からどのようにして自分の心を解放するかこそが、
メンタルが強いか弱いかの差になってきます。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。