「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「話を聞く」時の二つの意識

【「話を聞く」時の二つの意識】

 

私たちは、他人の話を聞いています。

 

自分が求めてもいないのに、

相手が勝手に話してくるので

聞いている場合もあれば、

 

話が聞きたくて

聞いている場合もあります。

 

聞きたくもないのに聞いている場合は、

当然、真剣に聞かないでしょう。

 

一方、聞きたくて聞いている場合は、

確かに真剣に聞いていはしますが、、、

 

二つの全く違った聞き方をしているように感じます。

 

この 二つは、どちらも真剣に聞いてはいます。

 

しかし、根本的なところで大きく違います。

 

一つ目は、

 

「本当に相手の言うことを理解しよう」

 

という聞き方で、もう一つは

 

「自分にわかるようにしよう」

 

という聞き方です。

 

これは、恐らく聞いている本人はほとんど意識していないことが多いです。

 

「性格」というより「くせ」みたいなものだと思います。

 

「本当に相手のことを理解しよう」という聞き方は

「相手を受け入れよう」とする聞き方です。

 

「自分にわかるようにしよう」という聞き方は

「自分のわかる範囲のことだけ受け取ろう」とする聞き方です。

 

「相手」に意識を向けているのか

「自分」に意識を向けているのか

 

の違いと言ってもいいかもしれません。

 

聞いている本人にとっては、どちらでもいいかもしれません。

 

「相手に意識を向けた」としても、

やはり自分の理解できる範囲でしか理解できないでしょう。

 

しかし「自分に意識を向けている」よりは、

今までにない範囲まで自分の思考や意識は広げられる可能性はあります。

 

自分を変えていくきっかけが得られる、

つまり、「成長」へつながる聞き方になります。

 

一方「自分に意識を向けた」ままの聞き方は

結局、今までの自分の範囲でしか受け取りません。

だから、今までと変わることはありませんし、成長にはつながりません。

 

今までの自分は正しい、

今までの自分は間違っていない、

今まで通りの自分でいることが正解だ、

 

こういうことを自分で確認するために、

聞いてるように感じられます。

 

何かの問題を抱えて、アドバイスやヒントを求めて聞くときも

このような聞き方になっている場合があります。

 

もうお気づきでしょう。

 

こんな聞き方で、解決につながるきっかけは手に入りません。

 

「問題はそれが起こった時と同じ意識レベルでは解けない」

アインシュタイン博士の言葉です。

 

さて、あなたはどちらの「聞き方」を選択しますか。

 

私は自分の成長につながる「聞き方」を

常にできる自分でありたいです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
  
では、また。