「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分がいる所為で、、、

【自分がいる所為で、、、】

 

「研修の様子を見ていてもいいのでしょうか?」

 

「全然、問題ないですよ。

 どうぞ、良かったら一緒にワークなど参加してください」

 

「はい、、でも、自分がいると皆が本音で話せないのでは、、、」

 

研修を依頼される企業の経営者や受講される方の上長の方と

よく、こんなやりとりになることがあります。

 

あくまでも私の感覚的なものでしかありませんが、

結果的に、研修を見に来るだけでなく

実際にワークやディスカッションなどに一緒に参加される方が

その後の効果は高く感じられる様に思えます。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、

一緒にワークなどに取り組むことで

 

組織の中で普段感じている距離感

 

が違ってきます。

 

普段の仕事では分からないそれぞれの側面がわかったりします。

 

お互いに今まで以上に「分かり合える」ということは起きます。

 

こうしたことが、その後の変化に大きな影響はあるでしょう。

 

しかし、最近私はそれ以上に大きな影響を与えることがあると思っています。

 

わかりやすく上司と部下という表現を使うと

大抵、研修を受けに来るのは「部下」の方で

「上司」は「部下」に研修を受ける様に指示します。

 

この場合「上司」は「部下」に

 

「なんらかの問題がある」

 

と思っています。

 

問題があるとまでいかなくても、

 

「部下がもっと成長するべきだ」

 

と思っています。

 

日々の関わりの中で、

自分としてはきちんと接しているつもりだが

なかなか「部下」は思う様にならない。

 

だから、研修やコンサルやコーチングなどを受けて

 

「部下」に変わってもらいたい

 

と思っています。

 

確かに「部下」の方に、なんらかの問題がある場合もあるでしょう。

いや、そもそも全く問題がないということはないはずです。

何かしら変えたほうがいいことがあるはずです。

 

誰も「完璧」なわけではないです。

 

そう”誰も”「完璧」ではないのです。

 

つまり「上司」の方にも何かしら変えた方がいいことがあるはずです。

 

「上司」も変わるかどうか、が大きなポイントです。

 

その後の効果が高いというのは、

 

「部下」の変化だけでなく、「上司」の変化もある

 

からなのです。

 

説明しやすく「上司」「部下」という言葉を使いましたが、

これは「親と子」「先生と生徒」「指導者と選手」などでも

同じことが言えます。

 

いえ、もっとはっきり言えば「自分と相手」で同じことが言えます。

 

「相手」に問題を感じ、「相手」の変化を望むのであれば

「自分」が変化することを自ら選択すること

 

が大事なことなのだと思います。

 

自分はいいから、、、

もう自分は変えようがないから、、、

自分は今更変われないから、、、

 

この様なことを言って「相手にだけ」変化を求めていないでしょうか?

だとすれば、自分に無理なことを、相手に強制するのでしょうか?

 

具体的に何かをできるかどうかという「能力」のことではありません。

 

自分を「変化」させるかどうか、ということです。

 

自分は変われないのに、他人に変われと言っている限り、

他人が変わることはないです。

 

まず「自分」。

 

私は、自らが実践者であり続けます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。