「現実」と「理屈(理論)」
【「現実」と「理屈(理論)」】
私たちは色々な「理屈(理論)」を学びます。
正しいものとして「理屈(理論)」を学んできました。
当たり前のことです。
決して変なことではありません。
しかし、
この「理屈(理論)」の「正しさ」は条件付き
だということを忘れてはいけないと考えています。
ある条件のもとで「正しい」というだけのことです。
「ある条件」というのは、言葉を変えて言うと
「今までは」もしくは「今のところ」
この「理屈(理論)」は正しいと思われる、ということです。
「理論(理屈)」は
「過去の事実を説明するためのモデル」
でしかありません。
今この瞬間の目の前の「現実」を説明しているわけではありません。
このことを忘れてはいけないと思います。
「(目の前の)現実」と「理屈(理論)」はどちらが正しいのでしょうか?
「正しい」と言うより、「本物」はどちらでしょうか?
「現実」はまさに「リアル」に存在しています。
「理屈(理論)」は「バーチャル(仮想現実)」みたいなものです。
「理屈(理論)」に従って「現実」が起きてくるわけではありません。
「現実」が先にあり、それを説明するために考え出されたのが「理屈(理論)」です。
その意味では「理屈(理論)」はどこまでいっても「仮説」でしかないです。
「仮説」だから、その正しさにこだわるよりも
適応しないことが出てきたら、見直していいはずです。
教科書や参考書やマニュアルや説明書きに書いてあることが
絶対的に正しいわけではありません。
「理論(理屈)」に囚われず、
目の前の「現実」をありのままに受け取ることを忘れずにいようと思います。
今日は短めですが、この辺で。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。