「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「より良く」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.9.19

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「より良く」。

 

「より良く」と考える。

 

「より良く」なろう。

 

「最高」「完璧」になるのではなく、

「より良く」なろう。

 

「より良く」は周囲と比べる必要はない。

 

比べるのは自分自身。

 

昨日の自分より、ちょっとだけ良くなろう。

 

ひとつだけ何かを良くしてみよう。

 

ほんのちょっとで構わない。

 

毎日それを続けたら、

毎日自己ベストの更新だ。

 

より良くなろう。

より良く生きよう。 

 

今日もごきげんな一日を!!

理屈がわからないとできない?!

【理屈がわからないとできない?!】

 

以前にこんな経験をしました。

 

あるボイストレーナーの方の体験レッスンを受けました。

 

ある動きをするとそれまで出しづらかった

高音域の音が楽に出せるようになるんです。

そして声の通りも良くなります。

 

簡単な動きなので、いつでもすぐに試せます。

実際に体験して、とてもいいなと思い早速取り入れています。

 

そのトレーナーさんが教えてくれました。

 

同じように無料体験をした方が、

やはりすぐに高音域の声が出やすくなっていたのですが、

 

「理屈がわからない」

「理屈を教えてもらえないと使えない」

 

と言われたそうです。

 

この「理屈」や「仕組み」を知りたいという気持ちはわかります。

 

ただ、「わからないと使えない」はちょっと残念な気もします。

 

敢えて、言えば、

 

自分の感じていること=「体感」を信じ切れずに

他人が教えてくれる「理屈」という外の基準で生きている

 

ように感じてしまいます。

 

「理屈」にすがって生きている

 

と言うと言い過ぎかもしれませんが、

 

自分の体感=自分自身

 

を信じずに

 

理屈=他人の決まり

 

に依存しているようにも感じられてしまいます。

 

自分の中に力があって、実際にその力を使えたという

経験を今この場で下にも関わらず

 

自分には出来ない

 

と言っているかのようです。

 

普段の自分の慣れ親しんだ思考や行動と違うことをすることによって

脳の使われていない場所を使うことができます。

 

そうすることで脳は変化していきます。

つまり、成長できるんです。

 

自分の可能性を広げていくことができます。

 

自分の身体が感じて教えてくれているのに

それを無視して他人に理屈を求める

 

こういう態度は

 

「自立」ではなく「依存」

 

のように私には思えます。

 

自分の感じていることを

もっともっと大事にしたい

 

私はそう考えています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。

「育てる」ということ

【「育てる」ということ】

 

以前の自分の書いたものを読みながら、ふと考えました。

 

人(部下、選手、子供etc)を「育てる」ということが

「人を操る」ことになっていないだろうか、、、

 

「操る」というときつい言い方に聞こえるかもしれませんね。

 

「自分の思い描くように、相手になってほしい」と思い

そのように仕向けるようなことをしていないだろうか、ということです。

 

私の感じ方では「育てる」という言葉自体に

 

「自分の力で相手を何とかしてやる」

 

という感じが含まれてしまう気がします。

 

人は「育つ」もの。

 

「育つ」ということは

 

その人の本来持っている可能性が

どんどん発現してくること

 

だと私は考えます。

 

だとすれば、「育てる」ということは

 

外から何かを付け加えることではなく、

 

その人の内部にあるものが遮られることなく出てくるような

 

「環境を与える」ことであったり、

 

そのように「環境を整える」こと

 

ではないかと思っています。

 

何かが足りないから、付け加えないといけないと思っていると、

 

自分の思うようにしてやろう

 

という気になってしまいがちです。

 

無意識のうちに、

 

そもそも相手は出来ない奴だからと見下して、

 

自分が何かをしてやろう、

 

という気になってしまいがちです。

 

「足りない」のではなくて

「うまく出せていない」だけなら、

 

邪魔なものをどけて

相手が動きやすいようにしてあげる

 

だけでこと足ります。

 

相手のことを手助けしてあげるだけです。

 

あくまでも主役は相手。

 

「育つ」のは「相手」であり、

「相手」が「育ちやすい」ように「自分」は「手助けする」だけ。

 

「育てる」ということは、

 

相手に自分の思い通りの行動をとらせたり、

相手が自分の意のままになるようにすること

 

ではないと思います。

 

しかし、実際の行動を省みた場合、、、

 

必ずしもそうしていない自分であったことにも気づきます。

 

こうしてそんな自分に気づくたびに

 

人の可能性を信じ、

信頼し見守ることの出来る自分でありたい

 

と強く思います。

 

そんな自分に一歩でも近くために

こうして気づいたことを自戒も込めて書いています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。

 

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「つながりを大事にしよう!」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.9.17

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「つながりを大事にしよう!」。

 

「つながりを大事にしよう!」と考える。

 

自分一人で生きているわけではない。

 

人とのつながりの中で生かされている。

 

「つながり」を大事にしよう。

 

頼り頼られ、

生かし生かされ、

こうして自分が今ここにある 。

 

「つながり」は「ご縁」。

 

「ご縁」を大事にしよう。

 

「つながり」は「愛」。

 

つながっている誰かを大事にしよう。

 

今日もごきげんな一日を!!

 

動機づける

【動機づける】

 

リーダー的立場の方、指導者など

人を動かさなければいけない場合、

相手を「動機づける」ことが求められます。

 

相手が行動するような「動機」を与える。

 

それはお金や物のように

目に見えるものであったり、

賞賛や褒める行為などのような

目に見えないものであったりします。

 

これらはどちらも外から与えられるものなので

いわゆる「外発的動機」と言われます。

 

外からの刺激ですね。

 

これだけでも相手は動きます。

 

でも、これは

「刺激に対する反応」

でしかありません。

 

だから、刺激がないと動きません。

 

いつまでたっても自発的な行動には移りません。

 

いや、別に自発的になんかならなくていい。

自分の思う通りにさえ動いてくれればいい。

 

それならそれでいいかもしれません。

刺激を与え続ければ相手は動くかもしれません。

 

しかし、人は刺激に慣れてしまいます。

今までだったら反応していたことも

慣れてしまったら反応しなくなります。

 

だから、刺激を強くします。

今までより高い金銭的な報酬を出す。

今まで以上に褒める!?

 

限界があります。

こちらの限界がきたら相手は動かなくなります。

 

「外発的動機」のみで人を動かそうとするのは

どうしても限界があります。

 

ということで、「内発的動機」に目がいきます。

 

「内発的」つまり「相手自身の中にある思い」に

よって行動を動機づけるということです。

 

これなら外から刺激を与えなくても動いてくれそうです。

 

確かにそうです。

 

相手の中にある行動を動機づける何かを見つけよう!

 

しかし、これもなかなか上手くいかなかったりします。

 

自らが主体的に行動するには

 

本人の内側にある「思い」

 

が重要になってきます。

 

これが「内発的動機」と言われるものです。

 

この「思い」は一人一人違っています。

 

相手の「思い」=「内発的動機」を引き出そう

とするとき気をつけたいことがあります。

 

それは、

 

とってもらいたい行動自体を「やりたい」と思わせよう

 

とすることです。

 

ちょっと、分かりにくい表現ですね。

 

例えば、ある仕事をしてもらうのに

 

その仕事自体に価値があることに気づいて

「やりたい」と自らが思って行動する

 

となって欲しいと考えて、

相手にその価値を見つけさせようとします

 

ところがこれは意外と上手くいかないんです。

 

私もこれで何度も失敗しています。

 

誰もが共通に感じる「価値」というものはありません。

 

「価値」は出来事や物事にあるのではなく

人がそれぞれで「感じる」ものでしかありません。

 

ここがわかっていないと、

自分が感じている「価値」、つまり

 

「自分の価値観」

 

を相手に押し付けることになってしまいます。

 

これは、外側から報酬(つまり価値のあるもの)を与えているのと同じことです。

 

「内発的動機」=「内にある思い」は、そもそも外側にいる私達には分からないものです。

 

それを見つけられるのは本人だけです。

 

相手を「動機づける」とは

 

相手が自分の動機に気づくことを邪魔しないこと

 

が大事です。

 

良かれと思って、過度に関わりすぎることは

却って相手の邪魔をしてしまっていることが多いものです。

 

Respect & Trust

 

相手を認め信頼することが、相手を動機づける土台に必要です。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。

 

毎朝の思考習慣:今日のご機嫌宣言!「イメージしよう!」

【今日のご機嫌宣言!】(2019.9.16

 

自分の機嫌は自分でとる!!

今日は「イメージしよう!」。

 

「イメージしよう!」と考える。

 

言葉(文字)だけで考えない。

 

映像を思い浮かべよう。

 

「笑顔」という言葉ではなく、

「笑っている顔」を頭に浮かべよう。

 

「楽しい」という言葉ではなく、

「楽しそうな顔」を頭に浮かべよう。

 

文字より映像の方が楽しくなってくる。

 

頭の中を自分の好きな「イメージ」で満たしてみよう。

 

言葉だけで考えているより、

イメージをしたほうが楽しくなってくる。

 

今日はどんなイメージで頭を満たそうか、、、

 

そんなこと考えているだけで楽しくなってくる。

 

今日もごきげんな一日を!!

 

「原因」を探ろうとする思考

【「原因」を探ろうとする思考】

 

私が担当する研修ではゲームを使うものがあります。

 

ゲームをしながら、会社の数字の仕組みを学ぶ研修です。

 

このゲームは双六や人生ゲームみたいなもので、

サイコロを振って、自分のコマが止まったマス目の指示通りに

コイン(お金やモノを表しています)の操作をします。

 

そして、1回ごとにコインの数を数え、表にまとめます。

 

この時に、コインの数が合わなくなることがあります。

 

これが合わないと先には進まないようにしています。

 

さて、こんな状況になった時に、ほとんどの方は

 

「どこで間違えたのだろう」

 

と考えて、自分の間違いを探し出します。

 

初めの方ならば、これでもうまくいく場合がありますが、

ゲームが進んで、手順が増えてきたりすると

この対処法ではうまくいかないことがほとんどです。

 

そのままにしておくと、いつまでたっても先に進めませんので

私が手助けにいきます。

 

このような状況を解決するためには、間違えを探すより

簡単で効果的な方法があります。

 

それは

 

「あるべき状態」にする

 

ことです。

 

一つ前の状態から止まったマス目の指示を行なったら、

 

「本来、どのような数字になっている」のかを確認します。

 

そして、あるべき数字のようにコインを合わせます。

それだけで、先に進めていくことができます。

 

これで何の問題もありません。

 

しかも「あるべき状態」と比べたら、どこを間違えたかもすぐにわかります。

いちいち手順を振り返り、間違えた箇所を見つけ出そうとするより早いです。

 

単純なゲームでの話ではありますが、

このような場面に出会うたびに、

私たちの思考のくせのようなものをいつも感じます。

 

それは

 

「目的を考える前に、原因を探りにいく」

 

ということです。

 

「目的を考える」とは

 

「本来の目的を思い出す」

 

と言ってもいいです。

 

何らかの問題に直面した時に

 

「なぜ、そうなってしまったか」と原因を探る

 

のか

 

「本当は何をしたかったのか」と目的を思い出す

 

のでは、その後の対応が変わってきます。

 

「原因を探る」ことも大切なことではありますが、その前に

 

「目的を思い出す」ことが大切です。

 

「目的」を見失うと

「やらなくてもいいこと」を行なってしまったり

「方向がずれていく」ようなことにもなってしまいます。

 

別な言い方をすれば、問題に直面した時に

 

すぐに目の前の「問題を正しく解こう」とする前に

「正しい問題に取り組んでいる」がどうかを確認すること

 

がとても大事なことです。

 

この「正しい問題に取り組んでいる」かを意識することが少ないです。

 

おそらく、今までの教育の中で

 

与えられた問題を早く正しく解くことは鍛えられているのでしょうが

 

そもそもその問題は適切なのか

今、それに取り組むべきなのか

なぜ、それをやらなければならないのか

 

こんなことを考えることは、鍛えられていません。

 

だから無意識に、無自覚的に、すぐに問題に取り掛かろうとしてしまいます。

それが癖になっています。

 

しかし、癖は気づけば直せます。

 

より良い成果を得るためには、

 

「まず、目的を考える」

 

ということを、忘れずにいてください。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。