「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分を大事にするからこそ、他人を大事にできる

今日は昼間仕事した後で、

私に仕事のイロハを本当の意味で伝えてくれた大先輩と会食でした。

 

私はこの人の存在があったおかげで、仕事における大事な軸を感じることができました。

 

帰りの電車の中で、昔のことを思い出しながら、

今日はそのことを書くことにしました。

 

初めの頃は、私はこの人のことを誤解していました。

 

表面的な言動は、自分が儲かるため、という表現をしていたからです。

 

心の中では、少し反発も感じていました。

 

自分が良ければ、お客さんはどうでもいいのか!?

 

そんなことを思っていました。

 

しかし、社内でお客様に関することで

自分たちの(自社の)利益だけを優先するような話になると

毅然として、異を唱えるのです。

 

お客様の利益を損なうようなことには、猛然と食ってかかるのです。

 

だからと言って、自分たちの利益を無視するわけでもありません。

 

いつもはお客様のことを考えているような言動をしている偉い方たちが

お客様の利益を無視して自社の儲けだけになるようなことを言うのと

真逆のことをします。

 

私にとっては、商売の基本を身を以て示してくれた方でした。

 

そんなことを思い出しながら、

 

「自分を大事にすること」は

「他人をないがしろにすること」ではない

 

のだな、と改めて思っています。

 

自分にとって自分が大事だ、と本当に思っているからこそ

他人もそれぞれ自身のことを大事にしようとすることを素直に受け入れられる

 

自分がそうであるように、他人もそうであるのが当たり前

 

自分”だけ”の利益を追求するのが、利己主義であって

 

自分の利益を追求することは、決して、他人の利益を損なうことではない

 

そんなことを、思い出しました。

 

自己犠牲の上で、関係を築いても、

結局は、本当に良好な関係は築けないように私は感じています。

 

見方を変えると、自己犠牲的な態度は、

自分を大事にせずに他人のことだけを優先させています。

 

自分はそれでいいつもりかもしれませんが、

状況が変わると、他人にそれを求める、いや、強いるかもしれません。

 

自分はこれだけ我慢してるんだから、

その程度のこと我慢するのが当然だろ、、、

 

そんな態度で周囲に接してしまうかもしれません。

 

特に、相手が自分より下の立場の人に対して、

そのようなことが当然だという態度で接してしまうかもしれません。

 

これは決して周囲と良好な関係を築けるとは思えません。

 

正々堂々と自分の利益を追求するからこそ、

他人のそういう態度も当然として受け入れられる。

 

そんなことを私に示してくれた方と

懐かしくまた楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。