「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「競争心」と「向上心」

【「競争心」と「向上心」】

 

「悔しくないのか!!」

 

このような言葉で、人に刺激を与えて力を出させようとします。

 

これは相手の「競争心」を刺激しようという考えです。

これで上手くいく場合もあります。

 

ところで、「競争」というのは

「相手(敵)」がいないと成り立ちません。

 

しかも「相手(敵)」のレベルが

自分と同等かちょっと上ぐらいでないと

真剣な競争にはなりません。

 

相手がいなかったり、

相手が弱すぎたら、

自分の力を出し切らずに済んでしまいます。

 

相手が強すぎたら、

最初から諦めてしまい、

結局力を出さずに終わってしまいます。

 

「競争」を土台にした考え方では、

 

「いつでも、どんな状況でも、自分の最高の力を発揮する」

 

ということは難しいように私には思えます。

 

では、どうしたらいいのか?

 

「競争心」ではなく「向上心」を刺激することが有効ではないでしょうか。

 

どんな人でも「成長」することに喜びを感じられるはずです。

「向上心」の無い人などいないと私は信じています。

 

様々な体験から、色んなことを諦めてしまったことが多くあったりして

自ら「向上心」がないように思い込んでいる人はいるかもしれませんが、

本当に生まれつき「向上心」のない人など一人もいないでしょうし、

「向上心」は無くなるものではなく、

心の奥底にしまいこまれてしまっただけなんだと思っています。

 

向上心に火が点けば、周囲の状況は関係なくなります。

大事なのは、自分が成長するための選択をすることだけになります。

 

相手がいようがいまいが、関係なしです。

過去の自分より、

昨日の自分より、

ついちょっと前の自分より

成長できているかどうかが基準になってきます。

 

常に、自分と向き合い、他人の所為にすることなく、

自分で行動を選択していけるようになれると思います。

 

「競争心を煽るより、向上心に火を点ける」

 

そんな自分でありたいと思います。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
  
では、また。