「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「評価する態度」と「支援する態度」

【「評価する態度」と「支援する態度」】

 

私たちは小さい頃は

無条件に受け入れてもらう経験をしています。

 

例えば、赤ん坊に対して、

泣き止まないから、ミルクをあげない

ちゃんとする前に伝えないから、おしめを取り替えない

なんてことはありません。

 

子供の行動の良し悪しで対応を変えたりしません。

 

しかし、少し大きくなって道理がわかり出すと

色々と条件を出されるようになってきます。

 

片付けをしないなら、外に遊びに行ったらだめ

ご飯を残したら、お菓子は食べちゃダメ

 

こうして自分の行動の良し悪しで、

自分が認められるか否かということを経験していきます。

 

さらに大きくなるに従い、

他人から評価されることが増えていきます。

 

成人するまでの多くの時を

他人から評価されることで過ごしています。

 

評価されるという経験を多くしているため

自分も他人を「評価する」ことを自然としています。

 

さて、本来この「評価する」ということは

何を目的としているのでしょうか?

 

「評価」をして、

 

「お前はダメなやつだ」

 

ということを決めつけたいのでしょうか?

 

そうではないですよね。

 

本当は、良くなってもらいたいはずです。

 

今よりよくなってもらいたい、と本当は思っているはずです。

 

では、この「評価する」という態度は

相手の成長に本当に寄与しているのでしょうか?

 

もちろん、全く寄与していないというつもりはありません。

 

しかし、もっと相手の成長に良い影響を与えることもあると思います。

 

その一つが「支援する」という態度です。

 

「評価する」とは、常に相手より自分が上位にいて

「できない相手」に対し「自分の方が優れている」と

伝えているようなものです。

 

これは相手からしたら、どう受け止めるでしょうか。

成長への意欲を高められるものでしょうか。

 

この「評価する態度」は、

今までの経験で自分の中に刷り込まれています。

そのため、別に悪気もなく無意識に自然にしてしまいます。

それが悪いというつもりはないですが、

自分の態度のもたらす影響に気づかないでいることは

自分にも周囲の人にとっても問題を生じてしまうかもしれません。

 

これは私自身が気づかずにいて、苦しんだことの一つです。

 

そんな事に気づき、

「支援する態度」をとる自分になろう

とすることで少しはマシな方に進めている気がしています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。


では、また。