「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

何を「心配している」のか

【何を「心配している」のか】

 

「心配です」

 

こんな言葉をよく聞きます。

 

先日もある方と話をしていて、

その方が「心配している」ことを聞きました。

 

どんな状況なのか、

その中で自分が何に気づいたのか

そして何を心配しているのか

 

色々と説明してくれます。

 

話を聴きながら、気がつきました。

 

この方が「心配している」ことは

目の前に起きていることではない。

 

まだ「起きてもいないこと」を「心配している」と

いう言葉で語っているだけだ、という事を、、、

 

「心配している」と言うのは

今、目の前に不都合なことがあり、

それに対して何か対応していることではありません。

 

このままだと将来不都合なことが起きそうだ

と言うことを「心配している」だけです。

 

まだ、起きていないのです。

 

私たちは、自然に色んなことを予測・予想します。

 

この予測・予想のもとになっているものは

今までの「経験」です。

 

過去にうまくいかなかったことがあり

それに似たようなことがあると

次もうまくいかないのではないか、

と無意識に予測・予想をしてしまいます。

 

そして、そのことを「心配している」となります。

 

そのまま「心配している」だけでいると

結局、心配していた通りのことが起きたりします。

 

「ああ、やっぱり心配していた通りのことになった」

 

こんなことを思います。

 

同じような状況になると「心配」だけします。

そしてまた「心配」した通りの結果になります。

 

こんなことが繰り返されていきます。

 

「心配している」と言うことは、

「本当はそうなりたくない」と思っているはずです。

 

しかし「心配している」だけで、

具体的に今までと違う「行動」を起こさない限り

また同じ結果になるのは当然かもしれません。

 

結局、「心配している」というだけの状況は

今までの思考・行動のパターンから抜け出せていません。

 

何も変えていません。つまり成長していません。

 

「心配」を感じることがいけないわけではありません。

 

しかし「心配をしている」だけで終わっていては

自分の「成長」の機会をみすみす逃しているだけです。

 

何かを「心配」に感じた時、それは自分が成長するチャンスかもしれません。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。