「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

人生に本当の『〇〇』はない、、、

しばらく更新していませんでした。

何か特別な意味があって更新していなかったわけではありません。

軽い気持ちでしばらくお休みしているうちに、一年以上経ってしまいました。

 

また、今日からぼちぼち書いていきますので、よろしかったらお付き合いください。

 

【人生に本当の○○はない、あるのは、、、】

 

「人生に本当の『〇〇』はない。あるのは『△△』だけだ」

 

あなたなら 『〇〇』『△△』にどんな言葉を入れますか?

 

『〇〇』は漢字二文字、

『△△』は漢字一文字とひらがな一文字の言葉です。

 

自分ならどんな言葉を入れるか良かったら考えてみてください。

 

 

この言葉は今日、ふと耳にしたあるパラアスリートの方の言葉でした。

 

事故で片足の膝から下を失い、その後、パラリンピックで金メダルを取るほどの

世界的なアスリートになった女性の言葉でした。

 

この女性はこのことだけでなく、私生活でも非常につらい経験をされていました。

 

それにもめげず、前を向いて活き活きと活動されています。

 

そんな方はどんな言葉を語ったのか、、、

 

「人生に本当の『失敗』はない。あるのは『学び』だけだ」

 

彼女はこのように語っていました。

 

この言葉が妙に耳に残っています。

 

「失敗から学ぶことが重要だ」といったことは、よく語られることだと思います。

 

自分も含めて多くの方が「そんなことはわかっている」と思うのではないでしょうか。

 

本当に「わかっている」のでしょうか。

 

「わかっている」と言い切れるのであれば、

自分の生き方そのものがそれを体現しているはずです。

 

どのような事態に遭遇しても

どんな予期せぬ状況になろうとも

想定外の結果になろうとも

 

常に、そこから学び、自分を成長させているはずです。

 

もし、そうでないとしたら、、、

 

それは「知っている」だけで、

本当に「わかっている」とは言えない

 

かもしれません。

 

実際、私自身も自分を振り返ると本当に「わかっている」と言い切れません。

 

さて、今日この言葉が妙に耳に残ったのはなんだったんだろう?と考えていました。

 

そして気がついたのが「本当の」の部分です。

 

「人生に『失敗』はない」ではなく

「人生に”本当の”『失敗』はない」と言っていたのです。

 

ただ『失敗』とだけ言ったのではなく

『本当の失敗』と言っているのです。

 

「本当の失敗」がなくても「偽りの失敗」はあるかもしれないのです。

 

「偽りの失敗」とは「本当は失敗でないのに、失敗だと思ってしまうもの」でしょう。

 

私たちは、

本当は「失敗」ではないにも関わらず、

「失敗」だと自分で無意識のうちに思い込んでしまう

ことが多いのかもしれません。

 

自分はそうしたことが多いように思います。

 

本当は「失敗」ではなく、新たな「学び」につながるきっかけにすぎないはずです。

このことは頭ではわかります。

 

しかし、つい「失敗」という捉え方をしてしまいがちです。

意識していても、無意識にそんな考え方や捉え方をしています。

 

そのことに気がついていないと、更に不都合なことが起きてきます。

 

誰でも「失敗」はしたくないです。

だから注意して「失敗」を避けるように活動すればいいのでしょうが、

やはり結果的に「失敗」と思えることもしてしまいます。

 

「失敗」をしたくはない、「失敗」を避けたいという気持ちが強すぎると

こんなことが起きるかもしれません。

 

「失敗したことを認めない」

 

つまり正当化(自己正当化)です。

 

自分は悪くない。

自分は正しく行動をしている。

自分は間違っていない。

 

こうした考え方に支配されてしまいます。

 

こうなったら、そこから「学び」は生まれることはありません。

 

「学び」とは常に謙虚に出来事に向き合う態度から生まれるものです。

 

自分を正当化している状態では「学び」は決して生まれません。

 

本当は「失敗」でもなんでもないんです。

ただの「学び」のきっかけです。

 

このことをしっかりとわかっているからこそ

 

「失敗はない」と語るのではなく

「本当の失敗はない」という言葉が出てきたのかもしれません。

 

「本当の失敗はない」という言葉は

 

「失敗を認めない」ことや「失敗を受け入れない」ことではなく

「失敗」を「失敗だ」と素直に、また、謙虚に受け入れる

 

ことの大切さを私に伝えてくれたように感じています。

 

 

今日はこの辺で終わります。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

では、また。