「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

意識を変えるより、、、

【「意識」を変えるより、、、】

 

研修などの感想を聴くと

 

「新しい気づきがあった」

「これからは、意識を変えていきます」

 

といった事を聴くことがよくあります。

 

「意識が変わると、行動が変わる」

 

なんて言葉もあります。

 

確かにそれも言えると思いますが、

 

「意識を変える」

 

ということは難しいのではないかと感じています。

 

何故ならば、私自身が

 

「意識を変えよう」

 

として今まで取り組んできたことで

あまりうまくいった経験がないからです。

 

「意識」や「気持ち」といったものは、つかみどころがありません。

 

確かにそれはあるのですが、どうも実体が捕らえきれません。

 

そうしたものを直接上手く扱おうとしても、どうも上手くいきません。

 

「意識を変えよう」と考えることはできますが、

それで実際に「意識が変わる」かと言うと中々に難しいです。

 

成功者の体験談などを聞いて、同じような意識になろうとしても上手くいきません。

 

先ほど書いた

 

「意識が変わると、行動が変わる」

 

はわかるのですが、意識が変わらないから、

結局、今までと行動も変わりません。

 

そんな経験があると、

 

「自分には無理だ」

 

と思えてしまいます。

 

しかし、これはどうやら考え違いをしていたみたいです。

 

「意識が変わると、行動が変わる」と言われてしまうと

「意識を変えなければ、行動が変えられない」と思ってしまいがちです。

 

ところが「意識」を変えなくても、「行動」は変えられます。

 

「行動」の中でも簡単に変えられるのは「言葉」です。

 

「意識」を変えなくても、口から発する「言葉」を変えることはできます。

 

例えば、本当に心の底から「感謝」していなくても

 

「ありがとうございます」

 

という言葉を発することは不可能ではありません。

 

とにかく「ありがとうございます」という言葉を使おうと思えば

状況に関係なく「ありがとうございます」と言うことはできます。

 

「お疲れ様です」なんて言葉の代わりに

「いつもありがとうございます」と言うことはできます。

 

「すみません」と言う代わりに「ありがとうございます」と言ってもおかしくないです。

 

そして、この「ありがとうございます」を普段から使っっていると

次第に相手に対する「感謝」と言う気持ちが湧き起こりやすくなってきます。

 

後ろ向きな性格だと思っている人は

「なんでいつもダメなんだろう」

みたいな事を言ったりします。

 

そんな人でも、その言葉の代わりに

「どうしたら上手くいくだろう」

と言う言葉を使うことはできます。

 

「なんでダメなんだろう」と言う言葉を使うと

自分の脳は「ダメな理由」を探し出し、

ますます「ほら、やっぱりダメなんだ」と思ってしまいます。

 

同じ状況でも、

「どうしたら上手くいくだろう」と言う言葉を発すると

自分の脳は自然と「上手くいくための方法」を考え出します。

 

言葉を変えると、意識が変わります。

意識が変わるから、他の行動も変わってきます。

 

今の自分を変えたければ、普段使う言葉を変えることから始めてみる。

 

簡単で非常に効果的なやり方です。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。