「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

何を真似るのか

【何を真似るのか】

 

成功したいのなら、成功者の真似をしろ

 

というようなことがよく言われます。

 

自分にとってのお手本となるような人を見つけて

その人の真似をします。

 

ところがが、真似てもうまくいかないこともあります。

 

色んな要因はあるのでしょうが、

この観点が抜けていたな

と気づくことが以前ありました。

 

「真似る」という時は

 

「相手のしていることと同じことをする」

 

というのが普通だと思います。

 

それでうまくいかない場合、少し視点をずらしてみたらどうでしょうか。

 

「相手のしていることと同じことをする」前に

 

「相手がしていないことで、自分がしていることをやめる」

 

ことから始めてみるのです。

 

「していること」と同じくらいに大事なのが

「していないこと」です。

 

「同じことをしている」のに、同じ結果が出ないとすれば

何か余計なことをしている可能性があります。

 

お手本となる人がしていないことを、自分がしているかもしれません。

 

これをそのままにして、

 

「していること」だけを真似しても、

 

本当の意味で相手の真似をしていることにはなりません。

 

結局、表面的なものしか捉えていないで

本当に大事なものを見落としているかもしれません。

 

私が講師の師匠のような方がいます。

 

この方は研修のアンケートなどでも、とにかく評価が高いです。

 

色々真似したつもりでも、中々同じような結果にはなりません。

 

ある時に気がつきました。

 

その方は講師仲間などで話をしている時も、

受講者や事務局の方など関わる方々のことを

悪く言うことがないのです。

 

不平や不満はあるかもしれませんが、

そうしたものを一切口に出しません。

 

常に良いところを見つけて話をしているのです。

 

そんなことは受講者にはわかりません。

 

しかし、受講者から見えるところだけ真似していても、

やはり同じようなことにはなりませんでした。

 

まだまだ出来ているとは言い難いですが、

そのことを意識するようになってから、

私にも変化があったように思えます。

 

「していることを真似る」前に

「していないことを真似る」

 

参考になれば嬉しいです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。