「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「ネガティブ(否定的)な考え方」はいけないのか?

【「ネガティブ(否定的)な考え方」はいけないのか?】

 

もっとポジティブに考えよう!

物事をプラスに捉えよう!

 

落ち込んでいたりする時に、

こんな言葉をかけられた事があるかもしれません。

 

ポジティブ思考やプラス思考などと言われる考え方です。

 

成功するためには、こうした前向きな考え方が大事だとも言われます。

 

確かに、そうした一面はあるかもしれません。

 

しかし、本当にポジティブやプラスでなければいけないのでしょうか?

ネガティブやマイナスなことを考えてしまうのはダメなことなのでしょうか?

 

ある心理学の研究によれば

 

私たちは1日のうちに6万回の思考を行なっていて、

そのうちの4万5千回はネガティブな思考になっているそうです。

 

私たちの思考の8割以上はネガティブな方向に向いているわけです。

 

自然に私たちはネガティブな考え方をしてしまうということです。

 

ネガティブな考えを持つことは人間本来の姿だと言えるのではないでしょうか。

 

本来、私たちはネガティブな捉え方をするのが普通だとしたら、

そのことを否定すつこと、つまり、

 

ネガティブに考えてはいけない

ポジティブに考えなければいけない

 

とすることは、人間本来の姿ではないと言えます。

 

そもそも、なぜネガティブな考え方を多くの場合してしまうかといえば、

おそらく、それは自分を守るためです。

 

原始の時代などに、自分の命を守るためには

身に迫る危険をいち早く察知する必要があったはずです。

 

物陰に外敵が潜んでいるかもしれない、、、

 

そうした不安や心配を感じるからこそ、

危ない場所から遠ざかったり、

実際に外敵がいたとしても、すぐに逃げる事ができます。

 

大丈夫、大丈夫!

そんな事気にしなくていいよ!

 

で暮らしていたら、あっと言う間に命を奪われてしまいます。

 

本来、ネガティブな考え方は私たちに必要なものだったのです。

 

その本来必要とされていたものを、

今の時代にはもう不要だとしてしまうのはちょっと乱暴な気がします。

 

ポジティブに考えよう、プラスに捉えよう

 

と頭ではわかっていたとしても、

 

実際には、なかなかそうできない、

 

という経験もあるのではないでしょうか。

 

私も、全くそうでした。

 

ポジティブになれない自分に対し、

更にネガティブになってしまい

全く自分に自信が持てない

 

なんてなってしまいます。

 

そんな私が学んで実践している考え方は

 

ネガティブでもポジティブでもどっちでもいい

 

という事です。

 

ネガティブに考えてしまったならそれでいいし、

ポジティブに考えられるならそれでもいい。

 

私たちが、物事に対してどのように感じるかは

瞬間的に、また、自動的に行われています。

 

いちいち考えて決めているわけではありません。

 

ここをどうこうしようとしなくていいです。

 

ただ、その後に適切な対応(行動)が取れればいいだけです。

 

適切な対応(行動)を取るためには

心が整っていなければいけません。

 

だから、何度も書いていますが

 

「心」を整える

 

ということを習慣にしたいのです。

 

どんなに心が乱れても構いません。

 

いけないのは乱れたことに気づかず、乱れたまま活動することです。

 

乱れたら、整えれば良いだけです。

 

どのような状態になったとしても、

いざ活動する時に「整った状態」になれればいいだけです。

 

性格や人格を変えるなんて考えなくて大丈夫です。

 

「心を整える」ということを習慣にすればいいだけです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。