「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「心を整える」その5:「極意は気分転換!?」

【「心を整える」その5:「極意は気分転換!?」】

 

「心を整える」の5回目です。

 

「心の状態」は自分の「認知」によって決まってきます。

 

ならば、

「認知」を常にプラス・ポジティブなものにしよう

というのが、

「プラス思考・ポジティブ思考」

です。

 

これは、確かに「効果的」ですが、

実際には難しいのではないか、

ということを昨日は書きました。

 

無意識に自動的に働いてしまう「認知」の機能を

意識で変えるというのは簡単ではありません。

 

そうなると、普通の人間の私たちには

 

「心を整える」

 

ということは困難なことなのでしょうか。

 

いえ、そんなことはありません。

誰にでもできることで「心を整える」ことは可能です。

 

そもそも、私たちは知らず知らずのうちに、

自分で自分の心を整えることを実践しています。

 

「え?

 自分はそんなこと、したことないよ」

 

と思われましたか?

 

いや、おそらく多くの人がやっているはずです。

 

それは

 

「気分転換」

 

です。

 

何かしら「気分転換」と称してやっていることがあると思います。

 

例えば、

 

気分が滅入ることがあったので、

気分を変えるために

 

ちょっと一休み(一服)する

美味しいものを食べに行く

 

嫌なことがあってなんだかスッキリしないので

思い切って発散するために

 

カラオケで大声で歌う

週末にどこかに遊びに行く

 

こんな感じで自分なりに「気分転換」をしていませんか。

 

誰かに愚痴を聞いてもらう

 

なんてのもあるかもしれませんね。

 

とにかく、何らかの「行動」で自分の気分を変えています。

 

こうした「気分転換」も、「心を整える」ことに他なりません。

 

「気分転換」をしたからと言って、

自分を嫌な気分にした「出来事」や「他人の存在」が変わったわけではありません。

「嫌なもの」は「嫌なもの」のままです。

 

しかし、自分の「気分を転換させる」ことで、

それに対して、しっかりと向き合って対応しています。

 

「心を整える」ということは、まさにこれと本質は同じです。

 

自分の心を乱すきっかけとなった出来事や他人を変えようとするのではなく、

また、自分の「認知」を変えようとするのでもなく、

 

ただ、活動する瞬間の自分の「(心の)状態」を変えるだけなのです。

 

「心の状態」が整いさえすれば、その時の活動の質が上がります。

「活動の質が上がる」ということは、自分の能力をきちんと発揮できるということです。

 

自分が求める結果を出すために、私たちにできることは

「自分の力を発揮する」

ことしかありません。

 

力をきちんと発揮できて、もし、結果が得られなければ

「力が足りなかった」というだけのことです。

 

それならば、力をつければいいだけです。

(本当に結果が出したいのであれば、、、)

 

力を発揮できずに結果が出ていない場合は、

そもそも力が足りているのかどうかもわかりません。

 

常に、自分の力を発揮できる状態を自分で創り出すことが

「心を整える」ということの本質です。

 

いわゆる「気分転換」はその一つの方法です。

 

ただ、こうした「気分転換」は決定的な弱点があります。

 

それは、

 

「いつでも、どこでも」できることではない

 

ということです。

 

スポーツの試合中に心が乱れることは必ずあります。

 

例えば、自分に不利な判定がされたりすると心が乱れます。

そんな時に心を整えるために、どこかに遊びに行くなんて不可能です。

 

今この瞬間に、この場所で、瞬時に心を整えることができなければ負けてしまいます。

 

これはスポーツだけではないです。

 

私たちもいろいろな状況で心が乱れます。

しかし、その場ですぐに心を整えないと、結果が出せません。

普通に自分たちがやっている「気分転換」の方法だけでは

対応できない場面が多くなります。

 

だから「心を整える」方法は、

「いつでも、どこでも、誰でも」できる

ものでないといけません。

 

そんな方法があるのか?!と思われるかもしれませんね。

 

でも間違いなく、それはあるのです。

 

その方法を明日からはお伝えしていきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。