「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「心を整える」その10:「身体を使う」

【「心を整える」その10:「身体を使う」】

 

「心を整える」の10回目です。

 

10回目という区切りの良い数字なので、

ひとまず今回の「心を整える」はここまでにします。

 

とはいえ、

日々書いている内容は「心を整える」に関係する内容が多いですし、

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「心を整える」とは、自分で自分の「心」を上手に扱う術を身につけることです。

 

さて、「心」は見えないし、触れないし、実体がありません。

 

こうした形の無いものを扱おうとすると、

つい、「意識」「考え方」など同じように

実体のないもの、形の無いものをなんとかして

「心を整える」ということをしようとします。

 

簡単に言えば、

 

「意識を変える」

「考え方を変える」

 

ことで、「心を整える」ことをしようとします。

 

もちろん、それも効果がありますし、実際に私もそうしたこともしています。

 

しかし、もっと簡単に「心を整える」ために使えるものがあります。

 

それは

 

「身体」

 

です。

 

「身体」は実体があります。

だから「身体」の使い方は具体的にイメージしやすいですし

どう使ったらいいかも簡単に理解できます。

 

ところが、「意識」や「考え方」はわかったつもりになっても

なかなか上手く使えなかったりします。

 

「意識」や「考え方」を変えるよりも

「身体」の使い方を変える方がはるかに簡単です。

 

実は、「身体」と「心」は繋がっています。

 

「身体が現している状態」と「心の状態」は

ほぼ1対1の対応になっていると言えます。

 

これは実に簡単な話で、例えば

 

喜びを表現する身体の状態(例えば、ガッツポーズなど)をとっている時に

気持ちは落ち込めませんし、

 

逆に、下を向いてうなだれている姿勢の時に

気持ちは上がってきません。

 

「身体」は意識すれば誰でも使えます。

 

特別な動きをする必要はありません。

誰でもいつでも出来る動きで十分に効果的です。

 

いつでもどこでも出来ることの一つが「呼吸」を意識することです。

 

「呼吸」は必ず誰でもどこでもしています。

普段は無意識にしているこの「呼吸」に意識を向けてみます。

 

この時のコツは

 

「吐く息」の意識を向けること

 

です。

 

いつもより少し長めに息を吐きます。

吸う時の倍の時間をかけて吐くイメージです。

 

頭の中でカウントしながら吐く息をコントロールします。

吸う方は自然に任せて大丈夫。

吐く息だけ意識します。

 

これを読みながらでも、直ぐに試してください。

 

3~5回程度繰り返すだけで、落ち着いた気持ちを感じ安くなります。

 

「深呼吸」は時と場所を選ぶ必要があるかもしれませんが

「吐く息」を少し長めにするだけなら、ほぼどんな時でも可能です。

 

今までにお伝えした「自分の感情に気づく」ことをしながら

一緒に呼吸も整えるだけで、「心」は簡単に整います。

 

もう一つ簡単にいつでもどこでも扱えるものをお伝えします。

 

それは

 

「表情」

 

です。

 

「表情」もほぼ私たちは無意識です。

特別な瞬間は「表情」を意識して作ることもあるでしょうが

日常的にはほぼ「無意識」で「表情」を作っています。

 

楽しい時、嬉しい時、イライラした時、悲しい時、辛い時、、、

 

その時々の「感情(つまり、心の状態)」に対応して

無意識に「表情」を作っています。

 

これを「意識」して先に「表情」を作ってしまうのです。

 

「楽しい」から「笑顔」になるもありますが、

「笑顔」になっているから「楽しい」気分になってくるもありなのです。

 

もし試せる機会があったら、是非、試してほしいことがあります。

 

誰かを怒りたくなった時、

気がつけたら「笑顔」になって怒ってみてください。

「笑顔」で怒鳴ってみてください。

 

多分、できませんよ。

 

「大声」は出せるかもしれませんが、

「怒気」を含んだ声は出てきません。

 

怒っているはずなのに、なんだか「怒っている」気分になりきれません。

 

「表情」一つで、自分の「心の状態」はコントロールできてしまいます。

 

今日お伝えした「呼吸」の「表情」も

いつでもどこでも誰でも出来ることです。

 

自分の「心を整える」のは決して難しいことではありません。

 

しかし、多くの人がそれをしていません。

それは何故か?

 

それは「習慣になっていない」からです。

 

意識している時は出来るけど、そうでないと忘れてしまう、、、

 

これが「できていない」時の状況です。

 

「どうすればいいか」がわかり

「自分でできることをすればいい」こともわかったとしても

「習慣になっていない」限りは、本当の意味で効果は発揮できません。

 

だからこそ、どのようにして「習慣にしていくか」ということが

私にとっての実践のテーマでもあります。

 

「心」だけでなく「身体」も含めて「整える(調える)」ことを

「習慣化」するということに関して、こうして書き続けていきます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。