「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「わかっていない」ことを「わかっていなかった」

【「わかっていない」ことを「わかっていなかった」】

 

今日はいろんな方の振り返りを聴いていました。

 

そんな中で出てきた言葉です。

 

「『実は相手はわかっていない』ということを

 『自分がわかっていなかった』ことがわかった」

 

言葉遊びのようになってしまいましたね。

 

今まで散々相手には説明してきたし、

しっかりと伝えてきたつもりだった。

当然、相手は「わかっている」はずだと思っていた。

だから、なぜ出来ないのかが理解できなかった。

センスや能力の問題だろうか、、、

そもそも力がないのではないか、、、

こんな相手に何を言っても無駄なんじゃないか、、、

 

こんな風に思っていたけれど、

よくよく話を聴いてみると

 

「実は、わかっていなかった」

 

ということがわかった。

 

そうなると、話が違ってきます。

 

相手が何がわからないのか、

どこにつまづいているのか

を一緒に見つけ出し、解決に向けて動き出せます。

 

ある方がこんな話を皆と共有してくれました。

 

気をつけないと、こういうことは起こりがちです。

 

こちらとしては、何度も何度も同じことを言っている。

同じ話を何度も聞いているのだから、当然わかっているはずだ。

 

そう思い込んでいます。

 

しかし、わからないことを何度同じように聞かされても

やっぱりわからないままかもしれません。

 

「わかりません」と素直に言えればいいのでしょうが、

何度も同じことをお願いするのも気がひけるし

「わからないこと」を怒られたり責められるのも嫌です。

 

だから、何となくそのままにしてしまうけど、

結局わからないからうまくできない。

 

うまくできないことを怒られ、責められる。

 

そんな時に「実はわかりません」と言ったら

火に油を注ぐのは目に見えている。

やっぱり聞けない、、、

 

だから、わからないまま、怒られ続ける、、、

 

もしかしたら、こんなことが起きているかもしれません。

 

こんな状況にならないために必要なことは何か?

 

それは

 

「相手の話を聴くこと」

 

しかありません。

 

自分の知りたいことを聞くのではなく

相手が話したいように話すのをただ「聴く」。

 

このことが出来ないと、

一方的な思い込みで相手を決めつけてしまいます。

 

「やっぱり「聴く」って大事ですね」

 

素直にそんな感想を共有してくれました。

 

相手を評価するために聞く

のではなく

相手を理解しようとして聴く

という姿勢をとっているのか。

 

これは相手の問題ではなく、自分の問題です。

 

自分がどのような態度で相手と接しているかで大きく結果が異なります。

 

相手のせいで結果が出ない、と感じている時こそ

 

改めて自分を振り返り、

自分が相手にどんな影響を与えているかが必要なことかもしれません。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。