「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「効率」という基準がもたらすもの

【「効率」という基準がもたらすもの】

 

今求められている「結果」を出すことだけを一番に考えると

 

「効率」

「スピード」

 

といったことが最も重要なものとなってきます。

 

多くの企業や個人がそのことを何の疑いも持たずに追求しているように感じます。

 

なんて、偉そうに書きましたが、私自身もずっとそうでした。

 

少なくとも会社勤めをしていた頃までは、

そのように思っていました。

 

私たちが受けてきた教育が基本はそのようなことを求めていた気がします。

 

テストでは決められた時間内に正解を答えることが常に求められています。

それが正しいことであり、そうしなければいけませんでした。

だから、そうできないことは人より劣ったダメなことだと思い込んでいました。

 

しかし、これは「効率」という基準で測った時のことでしかありません。

 

基準が違えば、違う評価になってきます。

 

「効率的」であることが、無条件に素晴らしいとは限りません。

 

今の状況で最大限の結果を残すためには「効率」を考えざるを得ません。

しかし「効率」だけを考えているとおかしなことになるかもしれません。

 

例えば、

 

今の仕事で結果を出したいので

 

部下は未熟だ

→部下には任せられない

→上司が全てやってしまう

 (or 全て指示・命令通りにやらせる)

→結果を出す

 

なんてことがあります。

 

結果は出ています。

でも、このままだとどうなるでしょうか?

 

部下は未熟だ

→部下には任せられない

→上司が全てやってしまう

 (or 全て指示・命令通りにやらせる)

→部下は未熟なまま

→部下には任せられない

→上司がやる

→部下は未熟なまま

→・・・・・・

 

いつまでたっても部下は成長しません。

いつまでたっても上司は細かい仕事を抱えたままです。

上司は時間がいくらあっても足りません。

時代が変化していく中、新しいことに時間が振り向けられません。

組織の成長は、、、おそらく止まってしまいます。

 

目先の「効率」だけを優先していると

本当に「効果」的なことが出来なくなってしまいます。

 

実は、こんな悪循環になっていることが多くあります。

 

「効率」だけを金科玉条のように大事にしていることが

このようなことにつながってしまいます。

 

このようなことから脱却するために、

また、このようなことに陥らないために大事なことは

 

「効率」以外の基準を大事にすることです。

 

どんな基準を大事にするのか?

 

その一つには

 

「成長」

 

があると思います。

 

組織の「成長」だけでなく、

個人の「成長」をも大事なこととして考えること。

 

それを関わる全員が共有できるような組織。

 

そんな組織が増えることを私は目指しています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。