「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「トレードオフ」の状況で「決断する」

【「トレードオフ」の状況で「決断する」】

 

最近「トレードオフ」ということを意識しています。

 

トレードオフ」とは

 

「一方を得れば他方を失う、という関係」

 

ということです。

 

「あちらを立てれば、こちらが立たず」

 

なんて言ってもいいですね。

 

要は、都合のいいように総取りはできないということです。

 

ということは、

 

「何に注力して、何を捨てるのか」

 

を明確にすることが大事です。

 

これは

 

「基準を明確にして、優先順位をはっきりさせる」

 

ということです。

 

物事を進めていく上で、これはとても大事なことですね。

ところが、意外と多くの人がこれを明確にしていないかもしれません。

 

そんなこという自分もその一人です。

 

どうも、私も含めた多くの人は

こういうことに慣れていないかもしれません。

 

なぜ、慣れていないのか?

 

小さい時から私たちは、

自分で「決断する」

という経験を意外としていないかもしれないのです。

 

親や先生・指導者など上の立場の人たちが決めたことを

真面目に言われた通りにやる

ということをしてきた経験の方が多い、ということです。

 

これは何を経験してきたかというと

 

他人の基準に合わせる

 

という経験です。

 

それが正しいことだ、と無意識に刷り込まれてしまっている可能性があります。

 

自分の基準で判断して決断する、ということをしていないのです。

 

あれもやりたい、これもやりたい、、、

でも、全てを行うことは不可能だ、、、

どれを選べばいいんだろうか、、、

 

こうした状況の中で、自分で決断をすることで

結果に対して、自分の責任で向き合うことができます。

 

しかし、それをせずに

 

他人の言う通りにする=他人に決めてもらっている

 

ばかりだと、結果は自分の責任ではなく他人の責任です。

 

良くも悪くも、結果と真正面から向き合うことをしていません。

 

ある意味、未熟なままです。

成熟していません。

 

子供の頃は無責任なくらい、大風呂敷を広げられます。

しかし、実際にいろんな経験を重ね、

成熟するに従い、責任ある決断ができるようになってきます。

 

素直で真面目な人ほど、実はこの大事な経験をしていないかもしれないのです。

 

だから、いざ自分で決断しなければいけない時に決断できません。

 

トレードオフ」な状況の時に、どちらをとるかが決められません。

 

これは、自分を振り返り本当にそう思います。

 

この「決断」ができない限り、本当の意味で成長はしません。

 

もし、今日書いたことが自分にも多少なりとも思い当たることがあると感じたら

今からでも遅くないので

「決断する」

ということを意識して行うことをお勧めします。

 

些細なことでも、

 

なんとなくやっている

 

ではなく、

 

自分で決めてやっている

 

と意識するだけで、変わってきます。

 

良い結果であれ悪い結果であれ、

常に自分の「決断」が伴った結果であれば

それは自分の基準を明確にしていくことに繋げられます。

 

世界N01コーチと称されるアンソニー・ロビンズがこんなことを言っています。

 

「成功」は「正しい判断」の結果である

「正しい判断」は「経験」の結果である

「経験」とは、その多くは「誤った判断」の結果である

(アンソニー・ロビンズ)

 

「決断」が正しかったか間違っていたかを気にする必要はありません。

「決断した」ということ自体が「経験」となり、私たちを「成功」へ導いてくれるのです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

 

では、また。