「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

自分の本質的な問題に気づきました

【自分の本質的な問題に気づきました】

 

「初頭効果」と「親近効果」について意識した1週間でした。

 

最初の印象が強く影響するのか

最後の印象が強く影響するのか

 

の違いはありますが

 

「初頭効果」も「親近効果」も

 

「ある1面だけで判断してしまう」

 

ものだと言えます。

 

これについて意識しようとすると

 

「全体を把握しないと判断できない」

 

と考えてしまうことになりがちです。

 

こうなってしまうと、困ったことになります。

 

それは

 

「判断ができない」

「決断ができない」

 

ということです。

 

何らかの情報を得ても、すぐに判断できなくなってしまいます。

 

「判断や決断が遅くなる」といった方が正確ですね。

 

じっくりと考えることは悪いことではありませんが、

タイミングを逃すと、正しい判断をしたつもりでも

結果的に良い方向へつながらないことも多いです。

 

以前の私はこうしたことになりがちでした。

 

これはまた別の思考の癖が影響しています。

 

それは「完璧主義」的なものです。

 

私は冗談めかして

 

「100点取らなきゃいけない症候群」

 

などと言うこともあります。

 

教わったことは完璧にできなければいけない

完全にできるまで行動してはいけない

不完全なまま実行してはいけない、、、

 

こんな風に無意識のうちに考えています。

 

「間違ったらいけない」と思っています。

 

だから「初頭効果」や「親近効果」のことを知ると

 

そうしたことで間違ってはいけないから

しっかりと全体をわかるようにならなければいけない

 

と無意識のうちに思ってしまいます。

 

こうした考え方が、ずっと自分を苦しめていたことに

以前の私は気がつきませんでした。

 

そう、こうした考え方をしていると

「苦しくなってくる」のです。

 

完璧にできない自分を否定的にしか捉えられなくなってきます。

どんどん自分に自信が持てなくなってきます。

 

いわゆる自己肯定感が低くなってきます。

 

行動できない自分になっていきます。

 

行動しないから当然結果も出ません。

行動したとしても、

根底には自分はだめだと言う気持ちがあるので

やはりいい結果は出ません。

 

いい結果が出ないので、ますます自分に否定的になります。

 

悪循環です。

 

これは能力や性格の問題ではありません。

 

ただの「癖」の問題です。

「思考の癖」です。

 

そうした「癖」を変えようと思って、

取り組んでいるのがこうして記事にしているチャレンジです。

 

「初頭効果」や「親近効果」というテーマに取り組んで気がついたのは

 

自分の中にまだまだ「完璧主義的な考え方の癖」が残っている

 

ということでした。

 

ここで「完璧主義的な考え方」になったままだと

 

やっぱりうまくできていない、

このままではダメだ

 

となってしまいますが、今は違ってきました。

 

確かにできていないこともありますが

 

まずは「気づけた」という「変化」を認める

 

ことができるようになりました。

 

「癖」は無意識のものですから、気づきません。

 

それに「気づいた」ということは大きな「変化」です。

 

これが「癖」を変える最初に、しかし、とても大きな「一歩」です。

 

気づけたら変えることができます。

 

「初頭効果」や「親近効果」についても、改めて考えてみる事ができました。

 

「間違いのない判断をしよう」とするよりも

 

「自分の判断は完璧なものではない、ということを忘れない」

 

という意識の仕方をしています。

 

どんなに意識しているつもりでも

「初頭効果」や「親近効果」の影響から

逃れられないかもしれません。

 

ならば、完璧な判断をしようとするのでなく

判断や決断はしても、それが完全に正しいものではないかもしれない

ということを忘れないようにしようと取り組んでいました。

 

この方が、自分の気持ちも冷静でいられる事が多く感じられました。

心が整った感じで過ごしやすかったです。

 

そんなことを感じた1週間でした。

 

来週は「モチベーション・クラウディングアウト」ということについて考えてみます。

詳しいことは、改めて明日書くことにします。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。