「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「やりたい」からやっている!!

【「やりたい」からやっている!!】

 

「モチベーションのクラウディング・アウト」とは

 

金銭などの外側から与えられるインセンティブによって

本人の内側から湧き起こっていた「やる気」を削いでしまうこと

で、そのため活動の質が下がってしまう

 

という現象として現れます。

 

例えば、

 

善意で見返りを求めずに行っていたことに対して

金銭的な報酬を渡すようにすると

次第に、報酬が得られなければやらなくなってしまう

 

ということになったりします。

 

これは中々に面倒な問題です。

 

相手の働きに報いてあげようと思って報酬をあげると

それが相手の本当のやる気を削いでしまうかもしれないわけです。

 

では、報酬をあげない方がいいのか、という問題でもありません。

 

「相手のやる気を上げるためにはどうしたらいいのか」

という事が気になる方も多いと思います。

 

私が仕事で関わる多くの方はそういう問題意識を持っています。

この問題は私にとっても身近な日々関わる問題でもあります。

 

そのことについて私なりに取り組んでいる事もありますが

それについては今日は書きません。

 

私が1年かけて取り組んでいる今のチャレンジは

「他人をどうするか」ではなく

「自分を変えていく」というものです。

 

関わる誰かではなく自分自身に対して

 

「モチベーションのクラウディング・アウト」を起こさないようにすること

 

が、今週の自分が取り組むことです。

 

そこで、まず、私が取り組んでいることは

 

自分の行動の動機を外側に求めない

 

ということです。

 

どういうことかというと

 

何かの理由や状況のせいで行動をするのではなく

自分が「やりたい」から行動する

 

ということを意識する(忘れない)ということです。

 

「何でやっているの?」

「何でそうするの?」

 

とい問いかけられたら、

 

「自分がそうしたいから」

「自分でそうすると決めたから」

 

と間髪入れずに答えられるようになろうとしています。

 

何かの報酬(金銭、評価、他人からの感謝など)を得られるから行動する

 

のではなく

 

自分がそうしたいし、自分でそう決めて行動している

 

ということを大事にしようとしています。

 

本来、自分の中にある「やりたいという気持ち」や「やろうという意欲」を

外側から与えられる「報酬に対する期待感」や「手に入れたいという欲求」で

失わないようにしよう、ということです。

 

自分なりに「やる」ということ自体に意義や価値を感じていたはずです。

 

確かに、報酬が与えられると嬉しいです。

しかし、それが欲しいからやっているだけではなかったはずです。

 

自分の内側から湧き起こったはずの「内発的動機」を

外側からの刺激でしかない「外発的動機」にすり替えない。

 

自分がやりたくて、自分がやると決めてやっているのであれば

どのような結果が出ても、自分の責任として受け止められます。

 

まさに「自己責任」です。

 

「自分の行動に責任を持つ」ということです。

 

これを「外発的動機」に従って行動していると

 

うまくいかない時には「何かのせい」にしてしまいます。

いわゆる「他責」の考え方・姿勢です。

 

自分に対して「モチベーションのクラウディング・アウト」を起こさないようにする

 

ということは、結局、

 

人生に起きること全てを自分の責任として引き受ける覚悟を持つ

 

ということに繋がりそうです。

 

これはまさに自分がそうなりたいと思う方向に向かっています。

 

そんなことを考えて、ワクワクした気持ちで今週は取り組んでいます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。