「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「知る」と「わかる」は何が違うのか

私は研修やコンサルなどを通して、

人に何かをお伝えする仕事をしています。

 

同じことを同じようにお伝えしても、

わかる方とわからない方がいらっしゃいます。

 

わかるから優秀、わからないから優秀ではない

 

ということではありません。

 

「わかる」ってどういうことなんだろう、と時々考えます。

 

「知らないこと」を「知る」ことはできても

「経験したことがない」と「わかる」にはならない

 

のではないか、と感じています。

 

どういうことかと言うと、、。

 

知識として「知る」ことはできても、自分の経験の中から

 

「そういうことか!」

 

というものがないと、結局は本当に「わかる」ことにはならない

 

のではないか、と思っているのです。

 

いわゆる

 

「腑に落ちる」とか

「腹に落ちる」という状態になる

 

ためには「経験」が必要だと思うのです。

 

「経験」いうよりは、

その経験に伴う「体感」の有無が重要な気がします。

 

人の話を聴いて、

ピンとくるかこないかの差は、

これではないでしょうか。

 

この場合の経験は、全く同じことである必要はないです。

 

自分の中で、

 

「同じことだ!」

 

と感じられるものであればなんでもいいです。

 

あの時の感じと、一緒だ!!

ああ、やっとあのことの意味がわかった!!

全然違う話だけど、同じことですね!!

 

そんな感じ方になった時こそが

 

本当に「わかる」という状態

 

になっていると思います。

 

これは

 

「頭で理解する」というより

「身体で感じる」という感覚

 

に近いです。

 

知識は頭の中のものですが、

経験は「体験」という言葉があるように身体で感じたものです。 

 

だから、自分の体感と結びつかないことは聴いていても

 

「ふーん、そうなんだ」

 

という程度で、ピンときません。

 

結局「知っている」というだけで

実際に自分で使えるものにはなりません。

 

だからこそ、何かをお伝えする時は、

 

どれだけ聴く人の体感と結びつけられるか

 

が重要なことだと思っています。

 

体感は一人一人違うものです。

 

何かを感じるポイントは一人一人違います。

 

だから、自分の感じ方だけを正しいものとして伝えることのないよう

に意識しています。

 

こちらが押し付けるようなことを避けていると、

聞いている方々が自分なりに感じて、

それぞれで理解していただけることが多いようです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。