「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

二つの「遅い」

【二つの「遅い」】

 

成果を出す上で大事なことの一つは「スピード」です。

 

必ずしも早いものが全て正しいというつもりはありませんし、

単に「効率」を良しとしているつもりはありませんが、

「スピード」も「質」の一部です。

 

「遅い」というだけで、色々とデメリットが出てきます。

 

例えば、「仕事が遅い」というだけで

なんとなくダメなイメージが出来上がってしまいます。

 

この「遅い」はよく見ていると二つのパターンがあります。

 

一つ目は

 

「処理速度が遅い」

 

というものです。

 

これは、やるべきことに対して、能力が足りていない状態です。

 

このような状態だとしたら、早くするためには、

つまり、結果を出そうとしたら

 

「足りない力をつける」

 

必要があります。

 

そのためには「知識」や「やり方」や「ノウハウ」などを

学ばなければいけないのは当然のことです。

 

さて、もう一つの「遅い」は

 

「スタートするのが遅い」

 

ことです。

 

「処理速度」自体が遅いわけではありません。

 

ということは、「力」がないわけではありません。

「能力」はあるのです。

 

しかし、スタートするのが遅いので、結局、ゴールが遅くなってしまいます。

 

このような状態なのに、

「力」をつけるような対応をしても

状況は改善しないことがほとんどです。

 

実は、研修やコンサルなどで多くの方と関わってきて、

なかなか「結果が出ない」と言われている方達の多くは

本当に「力が足りていない」わけではないと感じています。

 

「スタートするのが遅い」のです。

 

何もしていないわけではありませんが、

 

「本気で向き合って、自分の力を発揮する」

 

状態になるまでの時間がかかっているのです。

 

なぜ、そうなってしまうのか?

 

それは、

 

「準備ができていない」

 

ことがほとんどです。

 

この場合の準備は、物理的な準備もありますが、

 

「心の準備」ができていないことが圧倒的に多いです。

 

「心が整っていない(調っていない)」のです。

 

本来「力」はあるのだから、整う(調う)ことさえできれば

あっという間にスピードは改善します。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。