「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

何を「有言実行」するのか?

【何を「有言実行」するのか?】

 

「有言実行」

 

目標を達成するために大事なことだと言われます。

 

大事なことだと思うのですが、違和感を感じてもいました・

 

「有言実行」と言われた場合の「有言」は

 

「目標を達成します」

「優勝します」

「必ず成し遂げます」

 

という表現になります

 

一言で言えば

 

「結果を出します」

 

ということですね。

 

もう少し言えば

 

「結果を出すと約束します(保障します)」

 

という感じでしょうか。

 

「決意」として「結果を出すんだ」は当然でしょう。

 

「結果が欲しくない」なんてことはないですからね。

 

ただ、これを「約束する」「保証する」ような

言い方や捉え方には少し違和感を感じていました。

 

もう何年か前の話ですが、この自分の中の疑問の答えが見つかりました。

 

それはイチロー選手の話の中にあったのです。

 

まだシーズン200本安打の連続記録を続けている時の話です。

 

シーズンオフに少年野球の選手達にこんな話をしていました。

(記憶に頼っているので表現や言葉は正確ではありませんが、、、)

 

「来年も200本ヒットを打ちます!!、、、とは約束出来ません」

「これは並大抵なことじゃないです。簡単に出来るような事ではないんです」

 

一瞬、耳を疑いました。

 

あのイチロー選手が出来なかったときの言い訳をしているのか!?

 

でも、違いました。

その後の言葉を聴いて、私は痺れました!!

 

イチロー選手は続けました。

 

「来年も200本ヒットを打つとは約束できませんが、、」

 

「200本ヒットを打つための最高の努力をし続けることは

 今ここで君たちとはっきり約束します!」

 

いやあ、痺れました!!

 

そうだ、そうなんんだ!!

 

結果を残す人は、こういう考え方をしているんだということが実感できました。

自分の感じていた「有言実行」の違和感の正体がわかりました。

 

「結果を出す」

 

ではなく

 

「結果を出すための行動をし続ける」

 

なんだ。

 

「結果」は未来のこと、将来のこと。

 

まだ訪れてもいない先のことは、

どんなに確実にしようと思っても100%はあり得ません。

 

その不確定なことを「約束」したり「保証」しようとすることに

自分は違和感を感じていたことがわかりました。

 

どんなに強い気持ちで「結果を出す」と思い込んでも、

心のどこかに「大丈夫かな??」と一抹の不安は感じます。

 

不安を感じるということは、心の状態が乱れています。

 

すると、活動の質が落ちます。

 

活動の質が落ちれば、欲しかった結果から自ら遠ざかってしまいます。

 

「結果」だけに囚われ、「結果を出す」ことだけに意識が向いていると

逆に「結果」が得られない可能性が高くなってしまうのです。

 

だから意識を「結果」ではなく、

それに繋がる「行動」に向けています。

 

自分の「行動」、、、自分で出来ること、に意識を向けています。

 

結果が欲しいからこそ、

「結果」に囚われた心を解放しないといけないのだ!!

 

そんなことを感じさせてくれたイチロー選手の話でした。

 

「結果」にだけ心が囚われて、

大事な今の活動の質が落ちていないだろうか?

 

自分に問いかけています。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。