「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「心を整える」その1:「心の法則」

【「心を整える」その1:「心の法則」】

 

私はメルマガやブログで

 

「心を整える」

 

ということについてお伝えしています。

 

それは、自分が学び実践していることです。

 

自分では当たり前に実践しているので、

つい言葉足らずになっていることもあるようです。

 

以前にも書いていたことではありますが、

改めて「心を整える」ということについて

少しまとめて書いていこうと思います。

 

今日はその一回目「心の法則」についてです。

 

さて、当たり前のことですが、当たり前すぎて、

普段は忘れてしまいがちかもしれないことがあります。

 

それが、

 

「人には心がある」

 

ということです。

 

この「心」が人の活動に大きな影響を与えています。

 

人の「心」とはどのように捉えたらいいのでしょうか。

 

「心」は単に「状態」としてあるだけです。

 

単純に言えば、

 

人には常に「心の状態」がある

 

ということになります。

 

常に、「自分」と「自分の心」は一緒にいます。

 

「心ここにあらず」

なんて言い方があります。

 

しかし、これは「心」をどこか別の場所に置き忘れた

という訳では無いですよね。

 

目の前のことに気持ちが向いていないことを

このように言い方しているだけで、

「心」は常に一緒にあります。

 

このいつも一緒にある「心」の「状態」は

大別すると、二つの状態しかありません。

 

それは、

 

「整っている(フロー)」か「乱れている(ノンフロー)」

 

かの二つです。

 

フローとかノンフローという言葉は心理学で使われる言葉です。

 

そして、人の活動はこの「心の状態」の影響を受けています。

 

「フロー=整っている」と活動の質が上がり、

「ノンフロー=乱れている」と活動の質が下がります。

 

つまり、

 

「心が整った状態」にあるとパフォーマンスが上がり

「心が乱れた状態」にあるとパフォーマンスは下がる

 

ということです。

 

これは、全ての人に当てはまる法則です。

 

どんなに能力があったとしても、

「心の状態」が整っていなければ

その能力通りの力をきちんと発揮出来ないとうことです。

 

この法則は

 

「行動」×「心の状態」=「活動の成果」

 

という式で表すことができます。

 

例えば、

 

いつも簡単にできることでも

心が乱れている(例えば、焦っているとかイライラしている)状態で

いつもと同じように行動していても、失敗してしまう

ということがあります。

 

「行動」はいつも通りのことをしていても

「心の状態」によって、結果が違ってしまいます。

 

だから、成果を出そうと思う時に

 

「何をするか」=「行動」

 

だけに意識を向けるのではなく、

 

「どのような状態でするか」=「心の状態」

 

にも意識を向け、まずは

 

「心の状態を整える」

 

ことが大事なことです。

 

どのような活動だったとしても、

この「心の法則」が当てはまります。

 

だから、

まず「心」を整えるための何かをして、

「心が整った状態」になってから

本来のやるべき「行動」をする

ということが大事なのです。

 

ところが、こうしたことに私たちは慣れていません。

 

慣れていないので、

慣れていつでも使えるようにトレーニングが必要です。

 

私が、まず学んだのはそのことです。

それを学んでからもう10年近く続けています。

 

最初はうまくできません。

勘違いしていることも多かったです。

 

しかし、実践を続ける中で、少しづつコツがつかめてきました。

 

まず、一番間違いやすいのが

 

ただ「心を整える」ということだけのために「考える」

 

ということです。

 

私たちは「何をするか」を考えることには慣れています。

そうした目的を持たず、ただ「何かを考える」だけで

心の状態が整うということがピンとこない場合が多いです。

 

単純に何の意味もなく

「好きなもの(例えば、好きな食べ物)を考える」

と、心にどんな変化が現れるでしょうか。

 

実際に「好きな物を食べる」という行動をしたら、

食べていない時と比べたら、気分が良くなるでしょう。

これも「心が整う」ことです。

 

では、「好きな物を考える」だけだとどうでしょう。

実際に食べた時のような嬉しさはないでしょうが

それでもそれを考えなかった時と比べれば

何かしら気分は良い方へ向かう感じがしないでしょうか。

 

「考える」だけでも「心」に変化は起こせます。

 

この「考える」ということを「心」に良い変化を生じさせるため、

つまり、

「心を整える」ためだけに「考える」ということが

「心を整える」スキルの一つです。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。