「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

モチベーションを待たない

【モチベーションを待たない】

 

「モチベーション」とは本来「動機づけ」という意味ですね。

 

一般的には、もっと単純に

 

「やる気」

 

という意味合いで使われます。

 

やる気が起きないことを

 

「モチベーションがない」

「モチベーションが低い」

 

などという言い方で使われています。

 

さて、この

 

「モチベーションがない」

 

つまり

 

「やる気がない」

 

とどうなるかというと、当たり前のことですが

 

「行動しない」

 

ことになります。

 

だから、何かをするためには

 

「モチベーション」

 

が必要だというように多くの場合思われています。

 

仕事柄、

 

「モチベーションを上げるためにはどうしたらいいか?」

 

という質問や、

 

「モチベーションをもっと上げて欲しい」

 

という要望をよく聞きます。

 

これ気持ちはわかりますが、多分、勘違いしていることがあります。

 

それは

 

「行動するには”モチベーション”が必要だ」

 

と思い込んでいることです。

 

もちろん

 

「モチベーションが高いので行動する」

 

ということは言えます。

 

では、

 

「モチベーションが低いのに行動する」

 

ことはないのか?

 

そんなことはありません。

 

最初はそんなにモチベーションが高くなかったけど

やっているうちに高まってきた

 

なんてことだってあります。

 

行動を起こすのをモチベーションに頼っていては

いつまでたっても行動は起こせません。

 

部屋が散らかっている。

 

毎日掃除をしたらいいのはわかるけど

 

めんどくさい、億劫だ、、、

 

そんな気持ちを感じて、掃除をしたくありません。

 

「掃除をしたい」という気持ちが起きるまで待っていると

 

なかなか部屋は片付きません。

 

もういい加減ひどい状態になってきたので、

「掃除したい」訳ではないけれど

ちょっとだけ「掃除する」ことにして、始めます。

 

最初は気が乗らなかったけど、

やり始めたら気分が乗ってきて、

ちょっとだけのつもりが、徹底的にやってしまった。

 

私の場合、こんなことがよくあります。

 

「モチベーションを高めたい」

 

という考え方は悪い訳ではありません。

 

しかし、こう考える本当の目的は何でしょうか?

 

それは「結果を出したい」ということだし、

そのために「行動を起こしたい」ということのはずです。

 

「行動」が起こせればいいのです。

 

実は、

 

「モチベーションが高い」から「行動する」

 

ではなく、

 

「行動する」から「モチベーションが高まってくる」

 

ことの方が多いです。

 

私たちの「脳」のくせからもそれは言えます。

 

「脳」は現状を肯定する癖があります。

つまり「今のままでいたい」のです。

 

「行動しない」状態が続くと、

「行動しない」ことを肯定してしまいます。

 

「やろう」と思ったことを後回しにしていると

「やらない」方がよいと思える「理由」を

自然と考え出してしまいます。

 

「今日じゃなくていいや」

「そんなに慌てて取り掛かる必要はない」

「やっても大して影響はないし、、、」

「もっと他のやり方の方が良いのではないか、、、」

 

こんな風に、どんどん「やらない」状態に導いていってしまいます。

 

「行動する」のに「モチベーション」を待っていたらいけません。

 

すぐに取り掛かることが一番です。

 

すぐに取りかかれないとしたら、、、

 

皆さんは「モチベーション」ではない

 

「行動が起こせない」要因

 

は何だと思いますか?

 

私は大きくは二つの要因があると思っています。

 

明日はそのことについて書くことにします。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。