「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

目的を共有すると起きること

【目的を共有すると起きること】

 

何かのお願いをする時に、

どんなものでもいいので「理由」を付け加える。

 

簡単なことであれば、

これだけでそのお願いが受け入れられる確率が高まります。

 

一方、難しいお願いの時には

やはり、きちんとした理由出なければきいてもらえません。

 

ちゃんとした理由やどうでもいいような理由を

お願いすることに応じて使い分けるのも面倒ですし、

お願いをする時には

 

「(自分なりの)きちんとした理由」

 

をつけてお願いする、が良いと思います。

 

この理由をつけてお願いすることで、

改めて気がついたことがあります。

 

お願いすることの「理由」とは

自分の「目的」を伝えることになる、ということです。

 

例えば、

 

「ハサミを貸してください」

 

とだけ言う場合と

 

「封筒を開けたいので、ハサミを貸してください」

 

と言った場合で考えてみます。

 

もし、相手がハサミを持っていなかったら、

 

「ハサミを貸してください」の場合だと、

 

「ありません」と言う答えが返ってくるだけです。

 

でも「封筒を開けたいので、ハサミを貸してください」だと

 

「ハサミはありませんが、カッターならありますよ」

 

なんて答えが返ってくるかもしれません。

 

お願いをする私にとっては

 

「封筒を開ける」ことが「目的」であり

「ハサミを借りる」ことはそのための「手段」でしかありません。

 

「ハサミがない」という結果の場合、「ハサミを借りる」ことはできません。

 

直接的な「お願い」はきいてもらえません。

 

しかし、「理由=目的」を伝えていると、

「カッターを使う」という代わりの方法で封筒を開けることができました。

 

大抵の場合、「目的」を果たすための「手段」は一つだけではありません。

 

しかし、自分で思いついた「手段」があると

その「手段」だけにとらわれて、その「手段」が不可能な場合に

「目的」を果たすこと自体を諦めてしまうこともあります。

 

「目的」を周囲の人と共有できていると、

自分では気がつかない「手段」を教えてもらえる確率が高まります。

 

そう考えると、

お願いする時にきちんとした「理由」を伝えることは

自分にとって得なことが多そうです。

 

これからも意識して続けて、身につけていくことにします。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。