「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「難しい事をやる」より「やっていない簡単な事をやってみる」

【「難しい事をやる」より「やっていない簡単な事をやってみる」】

 

成長を望むなら

 

「今は出来ていないこと」

 

を出来るようにならないといけません。

 

この「今は出来ていないこと」をつい誤解してしまいます。

 

「今は出来ていないこと」=「難しいこと」

 

とは限りません。

 

今の自分の力では難しいことができるようになる、ということは

もちろん「成長」です。

 

だから、「難しいこと」を出来るようになるために頑張ります。

一生懸命に努力を重ねます。

 

これはこれで間違ったことではありません。

 

この考え方は「成長」とは

 

「能力」を伸ばすこと

 

という考え方です。

 

しかし、

 

「能力」を伸ばすこと

 

だけが「成長」ではありません。

 

「成長」とは本質的には「変化」することです。

 

今より望ましい方向へ「変化」していくことが「成長」です。

 

それは、単に「能力」を伸ばすのとは違います。

 

「出来ないことが出来るようになる」という「変化」もあれば、

「今はしていない事をする」という「変化」もあります。

 

「今はしていない」だけで、「能力」がないわけではないこともあります。

 

これは無理に頑張って一生懸命に努力して成し遂げる、とは違います。

 

自分で決めれば、すぐに出来ます。

 

この「変化」も「成長」です。

 

私たちの表に出ている「活動」は、その殆どが「習慣」になっていることです。

 

「成長」とは、この「習慣」で形作られた活動を変えていくことです。

 

だから「変化」こそ「成長」なのです。

 

例えば、

 

早起きをする

 

なんてことは「能力」の問題ではありません。

 

自分で決めて、早起きをするように工夫をすれば出来ることです。

 

ところが「習慣」になっていないことは、中々継続できません。

 

早起きをする能力はあるけれど、継続することができないのです。

 

「習慣」によって私たちの活動は一定の範囲内にとどまっています。

 

習慣的な活動とそうではない活動の間に壁が存在しています。

 

私たちはその壁の内側でだけ活動しているようなものです。

 

この壁の中で活動している分には、何も考えずに楽に活動できます。

だから、この壁の外に出ることに対して、無意識に抵抗します。

 

新しい事をやろうとすると、

 

「不安」や「怖れ」や「恥ずかしさ」

 

を感じることが多いのは、この壁の外に出るのを引き止める動きです。

 

能力的に難しいことをしようとするのは、

相当に高い壁を超えていくようなものです。

 

しかし、この壁は全部が全部高いわけではありません。

 

低い所もあります。

 

それは何か?

 

「やる」と決めさえすれば出来ること

 

つまり「能力」がないのではなく。習慣になっていないから

 

「普段やっていないこと」

 

に関しては、この壁が低いです。

 

無理して高い所から出なくても、低い所から出ればいいのです。

 

大事なことは「壁の外」に「自分で出ることができた」ということです。

 

これは、自分の限界を自分で超えた、ということです。

 

「能力の限界」ではなく、

私たちは習慣によって勝手に(無意識に)「限界だと思い込んでいる」のです。

 

だから、その無意識に限界だと思っていることを超えれば良いのです。

 

そうすることによって、自分は

 

「やっていないだけで、できないのではない」

「やればできるんだ」

 

という事を無意識に染み込ませていけます。

 

これを繰り返しているうちに、気がつくと、どんどん壁の外に出られるようになります。

 

そうなってくると

 

自分で「能力の限界」だと思っていたものも

実は「本気でやっていなかっただけのこと」で「やればできた」

 

なんてことが起きてきます。

 

あれだけ難しいと思っていたことが、簡単にできてしまった!!

 

ということが起きたりします。

 

簡単なことは一見価値がないように思えますが、

こうして簡単な事を繰り返すことは大きな成長につながります。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

 

では、また明日。