「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

どこに焦点を当てているか

【どこに焦点を当てているか】

 

今日、ネットでこんな言葉を目にしました。

 

問題が起きた時に、

悪者探しをする文化の根付いた組織に成長は無いと思う。

悪者を探してしまうということは、

構成員が自分の責任を転嫁することに必死で、

問題解決よりも誰かを攻め立てることを目的にしている限りは

原因が根本的に解決されることもなく、

対策も立てられず、良い戦略も生まれはしない。

 

その通りだと思います。

 

このことは、おそらくほとんどの方が納得するのではないでしょうか?

 

悪者探し(犯人探し)ではなく、

根本的な問題解決が必要なんだよ

 

多くの方は理解されているはずです。

 

しかし、現実には「悪者探し(犯人探し)」がよく起きています。

 

なぜ、そうなるのでしょうか。

 

問題を解決するためには、最初にやることは何でしょうか?

 

多くの場合、問題の原因を追求すると思います。

 

実は、これが「悪者探し(犯人探し)」につながります。

 

ほとんどの問題は「人」が絡んでいます。

 

その時に、「なぜ、この問題が起きたのか?」と追求していくと

「誰が(もしくはどの部署がなど)悪いのか?」

「どちらに責任があるのか?」

という事を追求しだします。

 

こうなると、冒頭に書いたようなことになってしまいます。

 

「原因を追求する」という発想からの行動、

つまり「原因に焦点を当てる」と

結局、こうした「悪者探し(犯人探し)」が始まります。

 

そうならないためには、

 

「原因」ではなく、本来の「目的」に立ち返ることです。

 

本当はどういう結果が欲しかったのか、それをしっかりと認識し直します。

 

その上で、現状はどうなっているかというと

 

何らかの問題が生じて、そうなっていない

 

という状態です。

 

ここで本来の目的を果たすために必要なのは

 

「解決策」を見出すこと

 

なはずです。

 

そのために「原因の追求」が必要であればすればいいですが、

そうでない場合も実は多いです。

 

「原因に焦点を当てる」前に「解決策の構築」に焦点を当てることが必要です。

 

そのためには、使う言葉を変える事で思考の方向性も簡単に変えられます。

 

「なぜ?」ではなく

「どうしたら?」と問いかける

 

「なぜ、こうなった?」ではなく

「どうしたら、うまくいきそうか?」と問いかける

 

こうした言葉を変えるだけで、自然と思考や発想も変わってきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。