「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「厳しい」ことは悪いのか

【「厳しい」ことは悪いのか】

 

私は企業の管理職層の方々向けに研修などで関わることが多いです。

 

人を指導しないといけない立場の方々です。

 

そうした方々は現場での指導で色々な悩みを抱えていらっしゃいます。

 

そんな悩みの中でも、ここ数年多くなってきたことが

 

「ハラスメント」

 

に関することです。

 

「ハラスメント」とは

 

直訳すれば「嫌がらせ」のことで

 

「セクハラ」=セクシャルハラスメント

 

なんて一般的にも使われるようになりましたね。

 

職場で問題になる「ハラスメント」としては

この「セクハラ」と「パワハラ」が

典型的なものでしょう。

 

パワハラ」=パワーハラスメント

 

とは、

 

地位の強い者が行う「自らの権力や立場を利用した嫌がらせ」

 

です。

 

上司が上の立場から部下に高圧的な言動をとったりすることをそのように言われます。

 

厚生労働省が「ハラスメント」に関するガイドラインを出していたりして

「ハラスメント」に対する意識は広まってきたようにも感じます。

 

しかしその一方で、

 

「ちょっと厳しい言い方をすると、すぐに凹んでしまう」

 

なんて愚痴とも悩みともつかない相談を受ける場合もありますし、

 

「厳しく接したら、パワハラになってしまうのではないか」

 

なんて不安や心配もよく聞きます。

 

こういう事を気にしていると、

上司が部下に対して何も言えなくなってしまう

なんてことも起こります。

 

また、

 

「ほめて伸ばそう」

 

なんてこともよく言われます。

 

相手の成長のためには

 

「ほめること」

 

が大切なことだと言われています。

 

そんな事と合わせて考えてしまうと

 

「部下に対して、厳しく接したらだめ。

 ほめる事しかしたらいけない。

 優しく接しないといけないんだ」

 

こんな風になってしまいます。

 

ミスや失敗をしたとしても、

 

「いいよ、いいよ」

 

と言って、それ以上の事を言えない。

 

自分たちが若手だった頃に受けてきた指導は

今の時代では全て「パワハラ」になってしまう。

 

時代が違うから仕方がないとも思う一方で、

本当にこれでいいんだろうか、とも感じている。

 

一体どうしたらいいのでしょう。

 

皆さんは、どのように考えますか。

 

厳しくしてはいけないのでしょうか?

優しいことが本当に良いのでしょうか?

 

よかったら考えを聴かせてください。

 

私なりの考えは、明日、また書くことにします。

 

では、今日はこの辺で。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。