「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

常に「準備できること」

【常に「準備できること」】

 

物事をうまく進めていくために「準備」は大事です。

 

何が起こってもいいように「準備」をしておく。

 

この「準備」とはどのようなものでしょうか?

 

様々な状況を想定して、

どのような状況になってもいいように

あらゆるケースに応じた備えをしておく

 

これが出来れば完璧ですね。

 

しかし、これは現実的ではありません。

 

まず、全てのケースを想定することは不可能です。

 

例え、出来たとしても、

それだけのことをしても実際には「一つのこと」しか起こりません。

 

そのたったひとつのこと以外は全て無駄になってしまいます。

 

まあ、

それも必要コストだと割り切って受け入れるのもありかもしれませんが、

やはり全てを想定することは不可能です。

 

とうことは、想定をすればするほど、

常に「想定外」のことも存在するわけです。

 

正確な「予想」や多くのことを「想定」すればするほど、

その「予想」や「想定」にとらわれてしまいます。

 

「予想」や「想定」にとらわれるとは、

そうした「予想」「想定」通りのことが起こることを

無意識のうちに「期待」してしまうことです。

 

自分で気がつかないうちに、

自分の「予想」や「想定」が正しいものである

ことを「期待」してしまいます。

 

この「期待」が自分の心を乱れやすくしてしまいます。

 

「期待」通りにならないことに対して、心が乱れます。

 

「予想外」「想定外」の出来事に対して、心が大きく乱されてしまいます。

 

心の乱れは、その時の活動の質を大きく低下させます。

 

いわゆるパフォーマンスが下がります。

 

そのため、望む結果が得られなくなってしまいます。

成果から遠ざかってしまいます。

 

どのような状況でも成果が出せるように準備をしたはずが

結果的に成果から自らを遠ざけてしまいます。

 

では「準備」なんかしない方がいいのかというと

それも極論過ぎますよね。

 

少し違った視点で「準備」をしておいたらどうかと思います。

 

出来事に対応した「準備」を全てすることは無理だし、

また、それだといざという時に心を乱してしまうかもしれません。

 

ですので、もう一つの「準備」を意識してはどうでしょうか。

 

それは「心を整えて(調えて)おく」という準備です。

 

たまたま順調に物事が運んでいるので、

「心が乱されずに、結果的に整って(調って)いる」という状態は

受動的なものです。

 

これだけだと「想定外」のことですぐに乱されてしまい、

乱れたままになってしまいます。

 

そうならないためにも、何をする際にも自らの意思で

「心を整える(調える)」ことを意識し実行しておくのです。

 

自分の意思で「心を整える(調える)」のです。

 

これは、誰でもできることであり、いつでもできることです。

 

常にできる「準備」とは「心を整える(調える)」ことです。

 

この準備ができているからこそ、

どのような状況でもその時々での最高の活動に繋げられます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。