「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

あなたは相手とどう関わっているのか?

【あなたは相手とどう関わっているのか?】
 
今日は、昨日の続きを書こうと思ったのですが、
ある相談を聴きながら感じたことがあるので
それを忘れないうちに書いておきます。
 
以前にも紹介したことがありますが、ネットで見かけた記事です。
 
Googleの優秀なチームを分析して見えてきた「優れたチームを作っている要因」とは?
 
約3年ほど前の記事です。
この記事は当時の私に大きな影響を与えてくれました。
 
記事から一部を抜粋します。
 
・・・優れた人を集めることが必ずしも成功に結びつくとは限らないという事実を明らかにしたのです。
・・・そしてプロジェクトを進めた調査チームは、「良いチーム」と「うまく機能しないチーム」で大きく異なるのは、「チームメイト同士がお互いに対してどのように接しているか」という点であることを見いだすことに。・・・・
 
ここまで。
 
なぜ「お互いにどのように接しているか」ということが、チームの良し悪しに関わってくるのでしょう?
 
これを読んでいるあなたは、どう思われますか?
 
私は次のように思っています。
 
自分が相手とどのような関わりかたをしているかにより
(自分が相手をどのような人として見ているかにより)
相手の思考や言動に違いが生じてしまうから
 
自分の事にしか関心がなく、周囲の何かに気がついても見て見ぬふりをしてしまう、のか
周囲のことを気にかけ、お互いに助け合おうとする、のか
 
これは、個人の資質も関係しているかもしれませんが、
お互いがどのように接しているかということの影響を大きく受けています。
 
自分がどのように扱われているかで、言動は変わりますよね。
 
大切な仲間として扱われているのか
邪魔なお荷物として扱われているのか
 
チーム内でのそれぞれの関わり合い方によって、
チームにとって貢献するようなことをするか、そうでないかは大きく影響されます。
 
記事の中にある「チームメイト同士」というのは、
そのチームの中心的な人も含んだ話だと思います。
 
いわゆるリーダーやそのチームの管理者なども含まれます。
 
そうした影響力が大きい人が、
チームのメンバーをどのように見ているのか
はメンバーの思考や言動に大きな影響を与えます。
 
メンバーの自主性や主体性が乏しい。
積極的に行動しない。
言われたことしかしない。
 
このような悩みを相談されることが多いです。
 
この時、多くの方は「問題は相手にある」つまり、
 
「自主的・主体的・積極的に動かない人に問題がある」
 
という考え方をしていることが多いです。
 
確かにそれもないとは言いません。
 
しかし、自分の関わり方が相手に大きな影響を与えているとしたら、、、
 
「問題は相手にだけではなく、自分にも何らかの問題がある」
 
可能性も高いです。
 
自分の普段の関わり方が
相手が自主性・主体性・積極性を発揮するのを妨げている、、、
という側面もあるかもしれない、ということです。
 
組織内の「上司と部下」だけでなく
「教師と生徒」「指導者と選手」「親と子」等々
あらゆる関係で同じことが言えます。
 
自分の存在が相手に与える影響を省みることなしに
 
一方的に相手にだけ問題があるという態度でいる限り
 
その抱える問題は本質的には解決しません。
 
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
  
では、また。