「習慣化」でうまくいく〜二つの「トトノエル」の実践

何事でもうまくいくための「習慣」を身につけるために、私が日々実践していることを中心にお伝えします。

「心を整える」その7:『気づく』だけでいい

【「心を整える」その7:『気づく』だけでいい】

 

「心を整える」の7回目です。

 

昨日、

 

「自分の気分(感情、気持ち)に気づいてみてください」

 

とお伝えしました。

 

さて、今日、どれくらいの頻度で

 

自分の気分(感情、気持ち)に気づく

 

ことができましたか。

 

「自分の感情に気づく」ということは、いつでもできます。

 

1秒あればできることです。

1日は86,400秒です。

単純に言えば、一日に86,400回は気づくチャンスがあります。

まあ、実際には寝ている時間がありますから、そこまではないですが

それをを除いたとしても、相当な数の機会があります。

 

そんな中で、実際にどれくらい気づいてみましたか?

 

「あ!忘れてた、、、」

 

なんてなっていませんか。

 

それはそれで「よし!」です。

 

今、こうしてこの記事を読んでいるこの瞬間、

「気づくことを忘れていた」ことに気づいた時の

「気分(感情、気持ち)はどんなものですか。

 

こうして問いかけられた瞬間に「自分の感情」に気づきます。

 

それでいいのです。

 

自分の中にある「気づく力」を使えるようになっています。

 

さて、どんな「気分(感情、気持ち)」に気づきましたか?

 

心は整っていましたか、それとも、乱れていましたか?

 

普段なら気がつかない程度の気持ちの違いかもしれません。

わずかかもしれませんが、

多少とも整っている方か乱れている方に心が傾いているのに気づきましたか。

少しの違いかもしれませんが、きげんの良い・悪いの差が感じられますか。

 

慣れてくれば、そんなことも気づくようになります。

 

自分は、そんなに気づかなかったな、、、なんて方も気にしないでください。

 

「目的」は「心を整える」ことです。

 

「感情に気づく」のが「目的」ではありません。

「感情に気づく」のは「心を整える」ための、

一つの「手段」でしかありません。

 

細かい感情の差異に気づくことを狙っているわけではありません。

 

「心が乱れた」時に、「心を整える」ことができるようになりたいだけです。

 

そのためにとても有効な手段が「気分(感情、気持ち)に気づく」ことなだけです。

 

さて、自分の「心が乱れている」ことに気づいた方もいたかもしれませんね。

 

「自分の乱れた心」に気づいたら、どうなりますか?

 

「今、イライラしているな」

「焦ってるな」

「落ち込んでるな」

「とにかく腹たってるな」

 

こんな自分に気づいたら、どうなりましたか?

 

気づかなかった方も、考えてみてください。

 

「心が乱れている」ことに気づいたら、どうなりますか?

 

そう、

 

「心が整う」

 

のです。

 

イライラ、焦り、落ち込み、、、

 

そんな気分になっている自分に気づいたら、

 

その瞬間に、イライラ、焦り、落ち込み等々

 

から、既に心は離れています。

 

もう、ついさっきまでの

 

イライラ、焦り、落ち込み等々

 

と同じ状態ではなくなっています。

 

既に、無意識に生じた感情のままに活動していません。

 

もう「心を整える」ことが、できちゃっています。

 

実は、「感情に気づく」ことが出来るようになれば

「心を整える」ことが8割はできたも同然です。

 

「できちゃった」とは言え、今はまだ

 

「たまたま意識できた時だけ出来る」

 

というレベルです。

 

これが、

 

意識しないでも瞬間的に「自分の感情に気づく」

 

ことが出来るように、あとは練習を繰り返すだけです。

 

「練習」と言いましたが、「練習」も「本番」もありません。

 

「心」はいつでも自分と一緒にあるし、

「心」はいつでも色々な状態になりますし、

その影響がその時の活動に現れます。

 

そうした意味では、常に「本番」です。

 

1日86,400回の機会があるのです。

できるだけ多く実践してください。

 

実践すればするほど、身について、習慣になっていきます。

 

今日もここまでお読みいただきありがとうございます。

  

では、また。