チャレンジ3週目です
【チャレンジ3週目です】
「Think Smart」(ロルフ・ドブリ サンマーク出版)
に書かれている間違った思い込みを避ける52の思考法を
ににつけるために1週間に一つずつ実践するチャレンジをしています。
1週目は「先延ばし」
2週目は「カチッサー効果」
に関することでした。
3週目は
「決断疲れ」
がテーマになります。
「決断疲れ」とは
「比較し、吟味し、決断する」ことで
私たちは疲労困憊してしまう
ということです。
「意識を集中させて決断をすること」を繰り返すことで
私たちの「意思の力」は消耗してしまうのです。
裁判所の判決ですら時間帯によって変わってくる
という調査結果があるとこの本では紹介されています。
仮釈放の申請をした場合、
朝のうちに審議されたものは認められ
午後遅くになってからものものは却下される
などどいう傾向も見られるそうです。
数百件の裁判結果を調査したところ
時間の早いうちは大胆な判決が出る確率が65%だが、
時間が経つにつれその確率はゼロに近づき、
休憩を挟むと再び65%に跳ね上がる
という結果が得られたそうです。
一つ一つの事実をしっかりと吟味し、
難しい決断を下すためには「意思の力」が必要です。
この「意思の力」は使い続けると消耗してしまいます。
ちょうどスマホのバッテリーが切れてしまうように
最後には「意思の力」も働かなくなってしまいます。
このことは誰もが薄々は感じていることであるかもしれませんが、
効果的な対策を意識してとっていることが少ないかもしれません。
おそらくあまり良い対応でないのは
「意思の力」を鍛えよう
とするものだと私は思います。
確かに「鍛える」ことによって「意思の力」を強くすることはできるかもしれません。
しかし、「意思の力」が「消耗する」ことには違いがありません。
バッテリーが切れるまでの時間が多少長くなるだけであって、
根本的には何も変わっていません。
大事なことは、
「しっかりと充電すること」
「無駄な消費をしないこと」
の二つです。
これは、
「しっかりと休憩すること」
「できるだけ意思の力を使わずに行動する」
ということになります。
「決断疲れ」を避けて適切な決断が行えるように
この二つのことを意識して今週は取り組んでみます。
具体的なことは、また、明日以降に書いていきます。
今日もここまでお読みいただきありがとうございます。
では、また。